上海外国語大学GJO活動日誌/Shanghai International Studies University GJO Activity Report

活動日誌2018.3

 2018年3月
GJOコーディネーター 鈴木 祐己

満開の桜の季節です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
上海では桃の花があちこちで咲き乱れ、日に日に春の訪れを感じています。

さて、この3月には、毎年恒例の東京外国語大学からの実習生をお迎えしました!
今年は博士課程の学生、張さんと金さんの2人が来てくれました。受け持った授業は第二学年の「精読」という科目で、読解教材を用いて文法や単語を習得し、日本文化への理解を深める授業です。この科目は全部で6クラスあるので、2人は1週目に1,2,4,5組を、2週目に2,3,5,6組を担当してくれました。
今年の第二学年はおとなしい学生が多く、授業中もいささか緊張しているように見えました。実習生のお二人も、1週目は少し表情が固かったのですが、2週目になると、ずいぶんリラックスしたようすで、説明も流暢にできるようになっていました。
学生たちからの感想では、「二人とも真面目にしっかり授業準備をしてきていたのでよかった」「日本語がとても上手だった」「二人のようになれるよう、がんばりたい」などの声が聞かれました。
以下は実習生のお二人からの感想です。

張季媛(Zhang Ji Yuan)さん:
この度上海外国語大学で実習ができて、本当に良かったと思います。充実した実習でした。上海外大のキャンパスはとても広くて、世界各国の特徴のある講義棟が並べており、外国語大学の雰囲気が溢れています。
学生の日本語レベルが高かったし、教壇に立つのも初めてですので、最初は不安や緊張感がありました。しかし、上海外国語大学の先生たちや鈴木さんからたくさんのアドバイスをいただき、学生たちも非常に熱心に授業を聞いてくれており、どんどん質問してくれたおかげで、だんだん慣れてきました。最後の授業の日には、学生たちと記念写真を撮っており、学生たちと連絡先も交換しました。今回の実習を通し、日本語教師になる決意も更に強くなりました。
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金鑫(Jin Xin)さん:
今回の上海外国語大学での二週間の実習は短いですがとても有意義で充実でした。
担当クラスの先生がたと可愛い学生たちに大変御世話になりました。
学校のキャンパスはとても広くてきれいです。図書館の施設も完備して勉強も生活も便利でした。
今回の実習を通じて、上海外国語大学の皆さんが日本そして日本語に対する情熱を強く感じました。
一生懸命日本語を勉強する姿がとても素敵です。日本語を教えにいきましたが、むしろ勉強になりました。
東京外国語大学にも負けない学習態度と情熱そして生活の便利さがあるので、上海外国語大学の皆さんも是非TUFSの留学生活を体験しに来てください。東京外国語大学で待っています〜!

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(中央黒いコートを着ているのが金さんです)

さて、今学期の日本語コーナーは、学生たちの時間割を考慮して、隔週で行うことにしました。

1.日本のお風呂事情
日本のお風呂の友といえば、あの黄色いアヒルですよね。先日、スイスと米国の研究者チームによって発表された衝撃のニュースは、こちらでも話題になりました。もっとも、中国の一般的な家庭には湯船はないそうで、学生たちはみな日本のドラマやアニメでその存在を知ったようです。日本の温泉での体験やおもちゃの話で盛り上がりました。

2.児童文学
2018年国際アンデルセン賞に角野栄子さんが選ばれたことをうけて、児童文学について語りあいました。学生たちの深く印象に残っている児童文学といえば、やはりアンデルセン童話、グリム童話などだそうです。おそらく日本の学生たちも同様だと思われますが、国境を越えて同じ物語を楽しむことができるというのはなんとも不思議で、素敵なことだと感じます。

3.aiboとペット
aiboはソニーが開発したロボットの犬です。学生たちはAIやロボットに絶大な関心がありますが、一方で犬や猫などの動物の姿をした機械はあまり好きではないようで、なぜそのようなロボットが開発されているのか、興味があるようでした。ちなみに、学生たちがAIに望むことは掃除と洗濯だそうです。ロボット犬にはできそうもありませんね。

4.ゲーム『狩歌』
今学期から、新たな試みとして、言葉や文化を学べる簡単なゲームをすることにしました。まずは『狩歌』というゲームです。これはたくさんの単語が書かれたカードを並べて、j-popを流し、聞こえてきた単語の書かれたカードを取る、というゲームです。今回は2018年の人気曲を使いました。「夢」「心」「月」などの単語はよく歌詞に使われていましたが、「愛してる」「大丈夫」「瞳を閉じて」などのフレーズはありそうでありませんでした。ポップスの好まれる歌詞も変化しているのでしょうか。

5.ゲーム『たほいや』
ゲーム2つめは、『たほいや』です。これは広辞苑を使います。1人が辞書をランダムに開いて、「たぶん誰も知らない単語」を読み上げます。ほかの人たちはその単語がどんな意味なのか当てる、というゲームです。これが意外と盛り上がりました。みなさん、「二食(にじき)」を知っていますか?「御高祖頭巾(おこそずきん)」はどうですか?悩みながら得た情報は忘れにくいですから、楽しみながら新たな日本語を習得することができますね。

以上、2つのゲームは、またぜひやりたい、とのことでした。今後も定期的に行いたいと思います。

4月は歌合戦の模様や、日本語コーナーの様子をお届けする予定です。

来月もお楽しみに!


活動日誌2018.2

 2018年2月
GJOコーディネーター 鈴木 祐己

新学期が始まりました!
春節休みで閑散としていた上海の街にも活気が戻ってきました。
まだまだ寒い日が続きますが、学生のみなさんには、寒さに負けずに頑張って勉強してほしいところです。

さて、この冬休みを利用して、東京外国語大学に短期留学していた学生からの感想をお届けします。

樊星雨 (Fan Xing Yu)さん:
東京外国語大学での留学生活は短かったですけど、いろいろ勉強になりました。先生たちはとても親切に指導してくれました。授業の内容は日本教育や住宅や若者言葉など、日本社会に関する話題で、役に立つと思います。茶道体験や日光研修旅行などを通じて、日本文化も深く知るようになりました。
自由時間に、私は友達と一緒に吉祥寺へ行ったり、おいしい店で料理を食べたりしました。新宿、浅草、上野動物園、スカイツリー…あちらこちら遊びました。

今学期も前学期同様、留学相談や学習相談を受け付けたり、日本語コーナーを開いたりする予定です。
また、来月は東京外国語大学からの教育実習生の奮闘ぶりをご報告いたします。お楽しみに!


活動日誌2018.1/Activity report 2018.1

 2018年1月 / January 2018
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

あけましておめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

今月はなんと上海にも雪が降りました!
上海の冬は、気温はマイナスに下がることも珍しくなく、とても寒いのですが、雪が降るのは本当に久しぶりだそうです。
雪化粧をした校舎はとても美しいものでした。

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さて、1月は期末試験があり、その後すぐに春節休みがはじまります。
この春節休みを利用して日本に短期留学や旅行に行く学生がたくさんいます。
もちろん、東京外国語大学 ショートスティ ウィンタープログラムにも3人の学生が参加しています。
来月、彼らの体験記を載せますので、お楽しみに!

また、きたる新学期に備えて準備をしています。
①本貸し出しサービス
②学習・留学相談室
③日本語コーナー

来学期はいよいよ卒業論文を仕上げる時期でもあり、留学に行く学生も多くいます。
そのため、特に①と②を強化するべく、呼びかけをしていくつもりです。


活動日誌2017.12/Activity report 2017.12

 2017年12月 / December 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。/Hello everyone,
本格的な冬の到来です。12月には卒論タイトル審査があり、留学面接があり、また年明けすぐに行われる期末試験の準備などで、学生たちは体調を崩しがちのようです。寒い冬に人気の火鍋(huo guo/Hot pot)は、安くてボリュームがあり種類も豊富で、友達と楽しく食べることができるので、学生たちに大人気です。
今月もスピーチコンテストや日本語コーナーの話題をお届けします。/Real winter has come. Faced with examinations of their graduating thesis titles, interviews for study abroad programs, and preparations for final exams which will start right after the New Year, students in December seem to be prone to getting ill. Hot Pot (huo guo) is very popular among students in the winter, because it is quite cheap, the portion size is generous, there is a lot of variety of ingredients and flavors, and it can be shared together with friends.

1.スピーチコンテスト/Speech contests
12月9日、浙江大学で行われた華東地区大学生日本語スピーチコンテストに参加してまいりました。このコンテストは今年で10回目を迎えますが、上海外国語大学は初の参加となります。予選では「壁を超えるために私たちができること」「人間と動物との共存について」のどちらか一つを選びプレゼンをします。決勝戦では「グローバル化の良い点と悪い点」「個性的とはどのようなことか」というテーマでスピーチが行われました。華東地区の様々な地域から集まった学生たちが一生懸命考えたスピーチは、とても興味深いものでした。上海外国語大学からは3年生の胡嘉鑫(Hu Jia Xin)さんが出場し、みごと二等賞を獲得しました。おめでとうございます!/On the 9th of December, we participated in the Japanese Speech Contest for Students in the East China District, which was held at Zhejiang University. This is the 10th time this speech contest has been held, but it was the first time for students from Shanghai International Studies University to participate. In the Preliminary contest we were given the choice of either speaking on the topic of, “What we can do to overcome barriers,” or on the topic of, “the coexistence of humanity and animals.” In the final round there were speeches made on the themes of “the pros and cons of globalization” and “What it means to be unique.” The speeches, carefully thought out by the students, who hailed from the many regions in the East China district, were very interesting. Ms. Hu Jia Xin, a third-year student from Shanghai International Studies University, won second place with her speech. Congratulations!

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写真中央が胡嘉鑫さん/Ms. Hu Jia Xin (center)

2.日本語コーナー/The Japanese Corner
12月ももちろん日本語コーナーを行いました!以下がその詳細です。/In December we held the Japanese Corner as always. Here are the details.

①1日:インスタ映え/流行語/血液型占い/1st : Instagenic/ Buzzwords/ Blood type theory of personality
…2017年度ユーキャン新語・流行語大賞を受賞した「インスタ映え」は、もちろん、上海の学生たちはよく知っています。中国では微博(weibo)や微信(we chat)がよく利用されていますが、近年の学生たちは写真を撮ることが好きな人がとても多く、SNSでシェアしあっています。上海外国語大学の松江(Song Jiang)キャンパスの近くには、明代から続く水郷「朱家角(Zhu Jia Jiao)」や、ヨーロッパの町並みを再現した「泰晤士小镇(Tai Wu Shi Xiao Zhen)」があり、きれいな写真をたくさん撮ることができます。親元を離れて寮生活をするのが一般的な中国の大学生のスタイルなので、学生たちの生活の様子がわかって良いなと思う反面、不特定多数が閲覧できるSNSに無防備に写真をアップロードする危険もあります。学生たちもそのことについて少し心配しているようで、どうすれば安全にSNSを楽しむことができるか、ということについても話し合われました。/… The word, “Instagenic,” which won the U-can New Words and Buzzwords Award, is well known by students in Shanghai. While in China weibo or wechat are commonly used, in recent years there has been a large increase in the number of students who love taking photos, and these students share their photos on social networking services. In close vicinity to Shanghai International Studies University is the Zhu Jia Jiao, an ancient water town from the Ming dynasty, and the Tai Wu Shi Xiao Zhen, a town modeled after a traditional English village; these spots are excellent for taking nice pictures. Since most Chinese university students live in dormitories away from their homes, it is good for parents to be able to see how they are doing. However there is also a danger in uploading photos on SNS in that anyone can see them. Students seem a bit worried about that as well, and we talked about how we can safely enjoy social networking services.
人間の性格がたった四種類に分けられるはずもなく、ナンセンスであることはわかりきっているのですが、それでも血液型占いをなんとなく信じている日本人は多いですよね。学生たちはそもそも自分の血液型が何型なのか知らない人も多く、不思議だと思っているようでした。その代わりに、中国では星座による占いが根強く信じられているそうです。乙女座でB型の学生がひどく落ち込んでいましたが、何事も二つの面を持っているものです。潔癖すぎて自己中心的とは、言い換えれば、綺麗好きで確固たる自分を持つ人ということなのです。/Despite the fact that it is nonsensical to assert that human personalities can be divided into only four types, many Japanese people nonetheless believe in the idea that a person’s blood type divines their personality. Here however most students do not even know what their blood type is, and they seem to have found this theory rather strange. On the other hand, in China the horoscope is taken very seriously. A student cursed with being a Virgo and having a B blood type might feel very disappointed, but there are two sides to every coin. What one person calls “egoistic” and “fastidious” can as easily be called “confident” and “tidy.”

②8日:日本式英語/幼稚園と保育園/冬の絶景/おにぎり/8th : Japanese English/ Kindergarten and day-care center/ Great sceneries of winter/ Onigiri
…日本式英語とは、「ノートパソコン」や「スキンシップ」といった和製英語や、「マクドナルド」「コーヒー」など英語の日本語発音という意味です。11月19日に黃明志(Namewee)がリリースした「Tokyo Bon 東京盆踊り2020」という楽曲はジャパングリッシュと盆踊りをテーマにしていて、「洗脳ソング」だと中国で大いに話題になりました。「世界の文化の違いと面白さを愛と敬意とユーモアで表現」し、「盆踊りで世界が輪を作って欲しい」との願いが込められた楽曲です。学生たちにも人気のこの楽曲、みなさまもぜひ一度聞いてみてください。/The term, “Japanese English” (or “Japanglish”)refers to expressions such as “Noto Pasocon” (notebook computer), and “Skinship” (close physical relations), which while based on English words were actually coined by Japanese speakers, as well as English loan-words pronounced in a Japanese way such as “Makudonarudo” (McDonald’s), and “Kohee” (coffee). The song titled “Tokyo Bon 2020”, released on November 19th by Namewee, is about both Japanglish and the Bon dance, and has become a popular example in China of a “brainwashing tune” (i.e. a catchy tune that one can’t get out of one’s head). It is a song with the purpose of, “expressing fascination with different cultures based on love, respect, and humor,” and expressing a hope that, “the world can become one with Bon Odori”. Please have a listen to this song, which is popular among students as well.
中国での一般的な乳幼児の保育・教育は、「0歳から3歳までの子どもは、衛生部門が管轄する託児所が保育し、3歳から6歳の子どもは、教育部門の管轄する幼児園が保育・教育する」と定められているそうで、年令によって明確に役割が分かれているそうです。学生たちに実体験を聞いたところ、託児所の記憶のある学生はおらず、みな幼児園に通っていました。また、中国では仕事の忙しい両親に変わって祖父母が子供の世話をすることも珍しくありません。そのような事情から、日本の保育園・幼稚園制度に関心を持ったようでした。
冬の絶景といえば、やはり雪景色でしょう。学生たちのなかには南方出身で雪を見たことがない人もいますので、日本の雪の写真を見ながら、いつか絶対に自分の目で見たい、と決意を新たにしていました。雪と聞いてまず思いつくのは北海道などの北国ですが、この日は京都や岐阜、鳥取などの冬の情景も紹介され、大いに盛り上がりました。/The caring for and education of infants in China is determined as follows: “Children from ages 0 to 3 are to be taken care at day-care centers certified by the Office of Sanitation, children from age 3 to 6 are to be raised and educated by kindergartens certified by the Office of Education.” Roles are explicitly delineated by age. When I asked the students about their experiences, no student could recall being raised at a day-care center, but all of the students had gone to kindergarten. In China it is not uncommon for grandparents to take care of grandchildren, because their parents are busy working. This seems to be the reason why students were interested in the day-care and kindergarten system in Japan.
When one mentions winter scenery, inevitably this brings to mind scenes of snow. A number of the students however are from southern regions and have never seen snow before. Seeing photos of snow in Japan prompted a desire in them to see snow with their own eyes. When I think about snow, my first thoughts are of northern regions such as Hokkaido, but today the winter sceneries from prefectures such as Kyoto, Gifu, and Tottori were introduced and we had fun.

また、先日おにぎり大会が行われたことで、おにぎりに興味をもった学生が数名いました。彼らの一番の関心事は、「なぜおにぎりは三角形なのか」です。みなさま、説明できますか?(『日本おにぎり協会』のウェブサイトで詳しく解説されています。ぜひご一読ください!) そのほか、好きなおにぎりの具は何か、などが話題になりました。一番人気はツナで、次点がサーモンでした。日本食といえば海の魚、というイメージが先行していることと、コンビニなどで気軽に手に入れることができるおにぎりであることが理由のようです。/The other day we held an “Onigiri Tournament”; a number of students expressed an interest in onigiri. In particular, they were curious why onigiri are shaped like triangles. Do you know why? (This is explained in detail on the website of the Japan Onigiri Association. Please have a read!) Additionally, we talked about what our favorite Onigiri flavors were. The most popular was tuna, and salmon came next. This was probably because Japan is famous for seafood, and because onigiri are so easy to buy at convenience stores and such.

③15日:本/マンガ/日本語を学ぶ時の良いこと悪いこと/七五三/15th : books/manga/easy points and difficult points in learning Japanese/Shichi-go-san
…今年の書籍人気ランキングが出揃いました。もちろん日本で買うよりも割高ですが、上海でも紙の日本の書籍が買えますし、最近は電子書籍がとても人気ですから、学生たちは日本の新刊を驚くほどのはやさで入手しています。とくに学生たちに人気の書籍は、映像化された作品の原作で、『告白』や『Nのために』の湊かなえ、『火花』の又吉直樹などが読まれているようです。東野圭吾は翻訳版が豊富なこともあってか、根強い人気がありました。/… Rankings for this year’s most popular Japanese books have been released. They cost a bit more in China than they do in Japan, but Japanese books in paper format are available in Shanghai, and electronic books are also very popular, so the students can obtain new Japanese books surprisingly quickly. Especially popular among students are books from which movie adaptations were made, such as “Kokuhaku” and “Enu No Tame Ni” by Kanae Minato, and “Hibana” by Naoki Matayoshi. The author Keigo Touno’s is particularly popular, perhaps because there are many translations of his works available.
中国語を母語とする学生たちにとって、日本語を学ぶ上でのメリットとデメリットを聞いてみました。メリットは「漢字がわかるので、読解はよくできる」「本が読める」「中国語よりも発音が単純なので、話しやすい」「日本語由来の単語が現代中国語には多いので、概念の理解が容易である」などが挙げられました。デメリットとしては、「中国語には活用がないので、日本語の活用形を覚えるのが大変」「話し言葉と書き言葉が違うので、よく間違える」「敬語を間違って使っていないか心配で、あまり話せない」などが挙げられました。
中国で年齢にしたがって行われるイベントは、1歳の時に行う「抓周歳(Zhua Zhou Sui)」や花甲(Hua Jia/還暦)だそうです。3歳5歳7歳と小刻みに祝う習慣がないそうで、学生たちは興味津々でした。/I asked native Chinese speaking students what they perceive to be the easy points and the difficult points of studying Japanese. They said that studying Japanese is easy for them in the following ways; “Since we know Kanji, it is easy to read Japanese” “I can read books” “Pronunciation is easier than Chinese, so it is easy to speak”. As for their difficulties, they commented that, “Since there is no conjugation or declension in Chinese, it is hard to memorize these concepts in Japanese,” “Since spoken Japanese and written Japanese is can be quite different, I often get them mixed up,” and “I cannot speak much, because I am afraid of getting my honorifics wrong”.
The Chinese events in celebration of people’s age are Zhua Zhou Sui, celebrated when the child is one year of age, and Hua Jia (60th birthday). Apparently there aren’t any events in between like “schichi-go-san” in Japan, which celebrate the 3rd, 5th, and 7th birthdays, so the students showed strong interest in that custom.

④22日:今年一年を振り返って/22nd : Looking back on this year
今年も早いもので、一年が終わろうとしています。一年生にとっては上海外国語大学に入学した思い出深い年であり、二年生にとっては無事に進級できた年です。学生たちに聞いたところ、「夏休みに日本へ旅行したのが楽しかった」「ずっと勉強していた」「2年生になって、新しい勉強を始めたので、チャレンジの年だった」などの感想が寄せられました。/The year is already about to end. This was a profoundly memorable year for the freshman students, who at the beginning of the year successfully entered Shanghai International Studies University, and for the sophomores, who had successfully completed their freshman year. When I questioned the students, they commented that, “It was fun going to Japan for the summer vacation,” “I was studying all the time,” and “I started to study new things from the second year, so it was a challenging year”.

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(12月15日の日本語コーナーにて。一番左がコーディネーター、右から3番目が今学期まとめ役の蒋怡沁(Jiang Yi Qin)さん)/(At the Japanese Corner on 15th December. On the very left is the coordinator, the third one from the right is Jiang Yi Qin, the mediator for this term)

来月は冬休みに入ります。冬休みはメールとWeChatで相談を受け付ける予定です。/Next month marks the start of the winter vacation. We plan on giving consultations via email and WeChat during winter vacation.


活動日誌2017.11/Activity report 2017.11

 2017年11月 / November 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。/Hello everyone,
11月の上海はすでに寒く、風が吹くたびに体が縮こまる季節です。でも、そんな寒さに負けないほどの、さまざまなイベントでの学生たちの熱気をお届けします。/It is already cold in Shanghai in November, and we have to huddle deeper into our coats every time the wind blows. This cold does not however deter the students from passionately engaging in a multitude of events.

1.スピーチコンテスト/Speech contests
秋はコンテストの季節です。上海外国語大学の学生たちも、もちろんさまざまなコンテストに参加しています。そして今年は、11月11日に行われた第30回上海市大学生日本語スピーチコンテストと、25日に行われた第10回上海外国語大学カシオ杯中国日本語専攻学部生・院生スピーチ弁論大会が、上海外国語大学で開催されました。前者は「日中国交正常化45周年―更なる発展に向けて」というタイトルで、後者は「ボランティアの意義」「日本語で学ぶことの意義」「週末の意義」「大学の食堂の意義」という4つのテーマから一つ与えられ、スピーチを行いました。/Autumn is the season for contests. Students at Shanghai International Studies University are of course participating in various contests. And this year, at our university we held the 30th Japanese Speech Contest for Students in Shanghai on the 11th of November, and the 10th Speech and Debate Casio Contest for Graduate and undergraduate students majoring in Japanese at Shanghai International Studies University. The former contest was conducted around the theme of the “45th anniversary of the normalization of Sino‐Japanese diplomatic relations- for further development”. In the latter contest, speeches were given invoking one of the following four themes, which were “The Significance of Volunteering” “The Significance of learning Japanese” “The Significance of Weekends” and “The Significance of the University Cafeteria”.後者では更に「ダブルイレブン(11月11日の「爆買いの日」)について」「シェア自転車について」「モバイル決済について」という三つのテーマでディベートを行いました。どの学生もテーマに真摯に向き合い、一生懸命考えて、すばらしいスピーチをしていました。学生たちの頑張りの甲斐あって、上海市大学生日本語スピーチコンテストでは2年7組の張思(Zhang Si)さんが3等賞を、カシオ杯では院生の卜妍杨(Bu Yanyang)さんが3等賞を、張思さんが2等賞を受賞しました。以下に張思さんの感想を載せます。/In the latter contest, we also engaged in debate regarding the three themes of, “The double eleven day (11th November),” “Shared bicycles,” and “Using Mobile Phones to pay for Bills”. All students thought hard about the themes and made wonderful speeches. Their hard work paid off, and at the Japanese Speech Contest for Students in Shanghai, Zhang Si from 2nd year class 7 took third place, and at the Casio Speech and Debate contest graduate student Bu Yanyang also took third place, and Zhang Si won second place. Zhang Si said,

中日関係の更なる発展というテーマで、自分なりの思いをみんなに伝えられて本当によかったです!これからも日本語を勉強している中国人大学生として、国際交流に力を入れていきたいと思います!/“I was glad to have been able to talk about my thoughts regarding further development of Sino-Japanese relations. I would like to work even harder on international exchange as a Chinese student studying Japanese.”

日ごろの学習の成果が評価されるのももちろん大事なのですが、ちょっと大変ですがこのようなコンテストに参加して、色々なことを深く考えてみたり、同じ志を持った同年代の子と交流してみたり、さまざまな経験を積むということが何よりも重要なのではないかと思います。幸いなことに上海は大都市で、そのような機会は他の都市に比べて多いと思われますので、学生たちにはこれからもチャレンジしていってほしいと思います。/It is of course important that everyday efforts are evaluated, at the same time, although it might take work, I think it is extremely important for students to participate in contests like these, to think about many things and talk to other students with same goals, and to experience many things. Fortunately Shanghai is a large city and we probably have more of such opportunities than in other cities, so I would like students to take advantage of them.

2.会話大会&おにぎり大会/The speaking tournament and Onigiri tournament
今年もこの季節がやってまいりました。そう、会話大会とおにぎり大会です!会話大会は演劇大会で、2年生が日ごろの学習の成果を劇の形で披露する会です。ほとんどのクラスがオリジナルの台本を作っていて、それだけでもこの大会に対する意気込みを感じました。おにぎり大会は物語コーポレーションさまの支援のもと、日本の食文化の一端であるおにぎりを学生たちに体験してもらおうというものです。今年は偶然同日に行われることになり、慌ただしい一日でしたが、この日のために授業の合間をぬって一生懸命練習してきた学生たちの演劇はどれもとてもおもしろく、またおにぎりはとてもおいしく、楽しい一日でした。/The season has come for the speaking tournament and the Onigiri tournament! The speaking tournament is a tournament of play-acting, in which sophomore students show what they have learned by performing in a play. Almost all of the classes came up with original scripts, which in itself showed how excited the students were for this tournament. The Onigiri tournament was held with the support of the Monogatari Corporation, so that students could experience Onigiri as a part of Japanese food culture. This year both events were coincidentally held on the same date and such it was a busy day for us, but the plays which the students practiced for in between classes were all very good, the Onigiri was delicious, and it was overall a fun day.

3.日本語コーナー/The Japanese corner
11月ももちろん日本語コーナーを行いました!以下がその詳細です。/We held the Japanese corner in November as well! Below are the details.

①10日:流行語/葬式文化/10th: Buzzword/ funeral culture
…日本社会で流行する言葉に、学生たちは敏感です。当然、「ユーキャン新語・流行語大賞」も、毎年欠かさずチェックしています。しかし、中国の流行語と、日本の流行語は、どうも少し違うようです。スマートフォンによるコミュニケーションが発達している中国では、流行語といえばSNSでやりとりされる「打ち言葉」のことを指します。「你的良心不会痛吗(あなたの良心は痛まないのですか?)」や「皮皮虾,我们走(シャコ、行くぞ)」などがそれにあたります。元ネタはテレビ番組や動画サイトなどから来ることが多いようですが、大人も子供も本当によく使用しているようです。/The students are quite sensitive to new buzzwords being used in Japanese society. So naturally they check the U-can new words and buzzwords award every year. However buzzwords in China and buzzwords in Japan seem to be a little different. In China, wherein texting is quite developed, buzzwords are very often “texting words” exchanged over SNS. Phrases such as “Does your conscience not hurt?” and “shako,” (we are going) fall under this category. Apparently they originally come from TV programs or online videos, but adults and children alike all commonly use them.
また、学生から日本の葬式文化について知りたいというリクエストがあったので、それについて少し話しました。人口の多い中国では、お墓の値段も年々つり上がっているらしく、お墓にお金をかけるぐらいなら海に散骨してほしい、とか、鳥葬にしてほしい、という意見が冗談交じりに交わされました。/Additionally, several students asked to be told about the funeral culture in Japan, so I talked a little about that. In China, the price of burial plots is rising every year because of the large population, and some students said jokingly that rather than spending money on graves, they would like their ashes to be scattered in the ocean, or have sky burials.

②17日:11月11日/紅白歌合戦/一人旅/17th: 11th of November/ The Red and White Singing Festival/ Trips alone
…日本では11月11日は「ポッキー&プリッツの日」ですが、中国ではネット通販の「爆買いの日」です。この日のために何ヶ月も前から貯金して、欲しい商品をチェックして…という学生もいました。消費が拡大することは経済を活性化するためには良いことなのでしょうが、同時に質の低下や詐欺、輸送のトラブルなど、弊害も起きています。それらをどうクリアしていくか、学生たちも真剣に議論していました。/In Japan the 11th of November is “Pocky and Pretz Day”, but in China it is the day for binge-shopping on the internet. There were students who had saved up for months, checking for the products they wanted to buy on this day. Such binge-shopping must be good for the economy because it causes an expansion of consumption, but there are also negative side effects such as lowered quality, fraud, and trouble with delivery. The students engaged in a serious discussion about how these problems could be solved.
流行に敏感な上海の学生たちは、日本の流行歌ももちろんチェックしています。発表された出場歌手リストを見ながら、「この歌手は知らない」「この歌手はきっとあの歌を歌うだろう」「このグループの衣装はどんなのだろうか」などと盛り上がりました。/Students in Shanghai who are sensitive to trends naturally keep track of pop songs that are trending in Japan as well. Looking at the list of participating singers, they discussed, they said things like, “I don’t know this singer,” “This singer will probably sing that song,” and “What will this group’s costumes look like?”
さらに、近年の中国の学生の傾向として、「お一人様」を好む、というものが挙げられると思います。一人っ子政策が関係しているかどうか、きちんと調べていないのでわかりませんが、「友達と一緒に旅行するのも楽しいけれど、一人のほうが気楽で良い」という若者が、以前よりも多くなっている気がします。女性が一人で気軽に旅行できる場所としては、日本の人気はなかなかのもので、毎年多くの「お一人様」観光客が日本を訪れており、学生たちはその様子をSNSで追いかけ、参考にしているのだそうです。特に日本食は一人一膳で出てくることが多く、一人で出かけても美味しいものを食べ逃がすことがない、と好評でした。/In recent years, an increasing number of Chinese students have expressed a fondness for being alone. I can’t say whether this has anything to do with the one-child policy, as I haven’t researched the policy in any detail. Nonetheless, I feel that there are more young people than before who prefer to travel alone rather than with friends. Japan is a popular destination for women traveling alone, and many solitary tourists visit Japan. Students follow their travels on SNS sites and use them as reference. Especially since Japanese food is often served as a full course per person, tourists would not miss out on any delicious food even if they are traveling alone.

③24日:ご当地グルメ/屋形船/紅葉/24th: Regional Gourmet/ houseboats/ red leaves
…日本食と言えば何でしょうか?すし?てんぷら?いいえ、吉祥寺のメンチカツと江ノ島のタコせんべいです!日本に何度か行ったことのある学生がいろいろなおいしいものをプレゼンしてくれました。日本とのつながりが深く日本料理店も数多く存在する上海の学生たちは、従来のわかりやすく濃縮された日本文化よりも、現実に即した、本当の日本文化を体験したがっているように思います。ご当地グルメはその最たるものではないでしょうか。日本を訪れたらぜひ食べてみてほしいと思います。/What comes to mind when you think of Japanese food? Sushi? Tempura? No, it’s minced meat cutlet from Kichijoji, and Octopus crackers from Enoshima. Students who had been to Japan several times gave presentations on the many delicious foods from Japan. Students in Shanghai, where there are many Japanese restaurants with deep ties to Japan, seem to want to experience “real” Japanese culture, rather than the compressed, simplified Japanese culture that they have thus far been exposed to. I think regional gourmet is just what they need. I would like students to experience authentic regional gourmet when they visit Japan.
水の国・日本としては、ぜひもっともっと屋形船を諸外国にアピールしてほしいところです。遊覧船に乗って観光すること自体はさほどめずらしくもありませんが、その船の中で美味しい料理が食べられて、楽しい宴会ができる船はそう多くはありません。夏には花火を見ることができるなど、季節ごとの楽しみ方があるのもおもしろいところで、学生たちは興味津々でした。/As a nation surrounded by the sea, I wish that Japan would emphasize the appeal of houseboats to other countries. It is not that uncommon to go sightseeing on a boat, but there are not so many boats in which delicious meals are served and fun parties can be held. The students were particularly interested in how the leisure activities pursued on boats differ according to the season; for example, in the summer it is common to view fireworks displays from boats.
また、秋といえば紅葉です。もちろん秋になれば色を変える植物は、上海にもたくさんありますが、日本のそれとはやはりだいぶ違います。インターネットの発達した現在では、さまざまな紅葉の美しい写真を見つけることができますが、やはり当地に赴いて自分の目で見る感動は何にも代えがたいものです。この日は「どこの紅葉を見たいか」で盛り上がりました。/When one thinks of Autumn, it is natural to think of leaves changing colors. Of course, there are many plants whose leaves change color in Shanghai as well, but it is still very different to what can be seen in Japan. On the internet one can find beautiful pictures of many different fall leaves, but seeing them for real leaves a much stronger impression. On this day we talked about where we wanted to go to look at fall leaves.

来月は日本語コーナーなどのご報告をお届けする予定です。お楽しみに!/Next month we are planning on reporting about the Japanese corner. I hope you are looking forward to it!


活動日誌2017.10/Activity report 2017.10

 2017年10月 / October 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。/Hello everyone.
モクセイの花のよい香りもあっという間に終わってしまいました。本格的な冬の到来です。ですが、まだ日中は暑い日が多いので、寒暖差についていけず、体調を崩す学生もちらほら見えます。ちゃんとお湯を飲んで、暖かくしてお過ごしください。/The scent of the sweet osmanthus has finally disappeared. The arrival of true winter is upon us. However, there are still many hot days, so I see sick students, unable to keep up with the temperature changes, every now and then. Please drink hot water and stay warm.

さて、予告通り、10月に行われたイベントのご報告をお届けします。/Anyway, as promised, I will now tell you about the events held this October.

1.日本語コーナー/Japanese Corner
10月は13日、20日、27日に日本語コーナーを開きました。それぞれの内容は以下のとおりです。/We opened the Japanese Corner on the 13th, 20th, and 27th of October. Information on each day can be seen below.
①13日:学生オスカー賞受賞の短編映像『低頭人生』について/好きな映画/13th: Thoughts on Student Film Academy Award Winning Short Film ‘Life Smartphone’/Favorite Films
…『低頭人生』は、スマートフォンに夢中になっている現代人についてのフィルムです。特に中国では、超キャッシュレス社会を実現させたスマートフォンはもうなくてはならない存在になっていて、それに伴う弊害も問題になっています。学生たちからは、「映像はとても意味深いものだ」「言いたいことはわかるが、これが現実なので、仕方ない」「このような映像を作ったのが学生なのはすばらしい」などの意見が出ました。‘Life Smartphone’ is a film about how people in modern society are obsessed with their smartphones. In particular, smartphones have made China a completely cashless society in which smartphones are a necessity, and the negative effects that come with this are becoming a problem. The students commented that the film was ‘very deep,’ that they ‘understand what the film is trying to do, but this society is already a reality, so it can’t be helped,’ and that ‘the fact that this film was made by a student is amazing.’
また、中国では海外制作の映画の国内上映上限数が決まっているそうで、日本の映画も年によってあったりなかったりするのですが、ここ最近は『君の名は。(Your name.)』『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(Sword Art Online the Movie -ordinal scale-)』など、アニメ映画が多く上映されています。学生たちの中には日本語科以外の友達を誘って見に行くこともあるらしく、文化交流の重要さを改めて感じました。/Also, it seems that the number of foreign films allowed to be screened each year in China is limited, and so, depending on the year, Japanese films may or may not be available, but lately, Japanese animated films such as ‘Your Name,’ and ‘Sword Art Online the Movie –Ordinal Scale-‘ are being screened in China. It seems that many of the students invite their non-Japanese department friends to go and see these films, so I could really feel the importance of cultural exchange here.

②20日:伝統工芸体験/ペット/20th:Traditional Handicrafts Experience/Pets
…日本に旅行あるいは留学に行った学生たちが驚くことのひとつに、日本には「体験型観光」が数多く存在するということが挙げられます。東京だけでも、東京七宝や江戸切子、江戸風鈴や江戸更紗など、実にたくさんの伝統工芸を体験できる場所があります。伝統工芸を見るだけではなく、自分で作ることができるというところに、学生たちは大いに興味をもったようで、「いつかこんなものを作ってみたい」、「こんな模様はどうか」、など、話が盛り上がりました。/One thing that surprises students who go on holiday or exchange to Japan is the amount of ‘hands-on tourism’ attractions that exist in Japan. Even in Tokyo, there are many places where one can experience traditional handicrafts such as Tokyo Shippou, Edo Glassware, Edo wind chimes, and Edo Sarasa. The students were very interested in the fact that you can not only look at these handicrafts, but also that you can try to do them yourself, and comments such as ‘I want to try make this one day,’ and ‘this model is interesting’ could be heard.
また、ツイッターやCMなどで人気を博したアイドル犬「俊介くん」が死んだというニュースは、学生たちに少なからず衝撃を与えていました。中国版ツイッターである微博(Weibo)には多くのアイドル犬やアイドル猫がおり、勉強や仕事に疲れた人々の癒やしになっているようです。「別れに耐えられないのでペットは飼わない」という学生もいました。/Also, the news that ‘Shunsuke-kun,’ the idol dog that gained much popularity through commercials and Twitter, passed away shocked many of the students. It seems that there are many ‘idol dogs’ and ‘idol cats’ on Weibo, the Chinese equivalent of Twitter, which provide comfort for people who are tired from work or study. Some students even expressed that they ‘can’t handle separation,’ so they ‘won’t ever get a pet.’

③27日:中国マクドナルド、改名/「君死にたまふことなかれ」紹介/27th:Name Change of Chinese McDonalds/Introduction of ‘Thou Shalt Not Die’
…今まで中国マクドナルドは、「麦当労(mai dang lao)」という名前でした。元の発音にできるかぎり近づけ、使われている漢字もよく考えられている表記だったのです。しかし、これから更なる現地化を進めるためか、「金拱門(jin gong men)」という名前に改名するとのこと。学生たちからは戸惑う声が多く聞こえてきました。しかし、最近ではそもそもファスト・フードを食べない学生も少なくないようで、「もっと色々な種類のファスト・フード店がほしい」「健康的なファスト・フードなら食べる」「ファスト・フードは値段が高すぎる」などの意見がありました。/Until now, the Chinese name of McDonalds has been ‘Mai Dang Lao.’ It was a name that was close to the original pronunciation, and the kanji that was used was well-thought-out. However, for localization purposes, the name has been changed to ‘Jin Gong Men.’ I heard many students expressing their confusion at this change. However, it seems that, in recent times, the number of students eating fast food is not exactly low, and the comments ‘I want a bigger variety of fast food restaurants,’ ‘if it was healthy fast food I would eat it,’ and ‘fast food is too expensive’ could be heard.
それから、今回は初の試みとして、学生からのリクエストにより、与謝野晶子「君しにたまふことなかれ」を紹介しました。詩で使われているのは古語で、少し難しいので、中国語も交えながら音読し、七五調の美しい旋律を味わいました。/After that, I tried something new, and at the request of the students introduced Akiko Yosano’s ‘Thou Shalt Not Die.’ The poem uses old Japanese, so I read it aloud while mixing in some Chinese, and let them appreciate the melody of the seven-five meter.

2.新入生歓迎会/Welcome Party for New Students
12日に新入生歓迎会が行われました。この9月に入学したばかりの1年生たちが、日本に関係のある歌を歌って競う合唱祭です。GJOコーディネーターは審査員として参加しました。出会ってから1ヶ月ほどしか経っていない学生たちが、それでも一生懸命に演出を考え、練習し、クラスとしてまとまっていこうとする姿は、とても輝かしく、懐かしい気持ちになりました。またなんといってもこの時期の1年生は期待と希望に満ち溢れていますから、これからもその気持ちを忘れずに、しっかり勉強してほしいと思います。/On the 12th we held a welcome party for the new students. It was a choir competition for the first year students who entered the university in September, to compete with their favorite Japanese songs. The GJO coordinators participated as judges. Even though it’s only been one month since we met these students, they worked hard thinking about and practicing their performances, and it gave me a very nostalgic and promising feeling seeing them work together as a class. Also, the first year students are so full of hope and anticipation this time of year, so I hope they don’t forget these feelings, and study hard.

Shanghai1710

来月も日本語コーナーやおにぎり大会など、イベントに関するご報告をする予定です。お楽しみに!/Next month, I plan to talk more about the Japanese Corner, and events such as The Onigiri Festival, so please look forward to it!


活動日誌2017.9/Activity report 2017.9

 2017年9月 / Srptember 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。/Greetings everyone.
新年度が始まりました!新入生たちの期待と緊張が入り混じった表情を見て、先輩たちが懐かしがっていました。今年は雨の多い9月でしたが、憂鬱な天気にも負けないぐらい、良いスタートを切れたことと思います。/The new academic year has begun! The senpai of the university have become nostalgic from seeing the new students’ faces full of anticipation and nervousness. September this year was full of rain, but I think we had such a good start to the year, so good that not even the depressing weather could bring us down.

さて、予告通り、東京外国語大学のサマーキャンプに参加した学生たちの感想をお届けします。(以下原文ママ)/Anyhow, as I said I would, I’d like to share the reflections of the students who participated in the TUFS Summer Camp Program. (The reflections below are as written by the students).

①覃荟庚(シン カイコウ)さん/Qin Hui Geng
夏休みに東京外大のサマーキャンプに参加して、たいへん有意義な思い出をとりました。日本は初めてだから、最も重要な成果は、その三週間を通じて、日本語での交流のテクニックをたくさん勉強しました。授業では敬語の使用や会話の能力もアップしたと思います。日本人学生も全部かわいくて付き合いやすいおじょうさんです。東京江戸博物館で見学することとか、茶道や華道や着物を体験することとか、様々な楽しい活動を参加できました。/In the summer vacation, I participated in the TUFS Summer Camp, and made many meaningful memories. It was my first time in Japan, so the most important result came from studying many Japanese conversation techniques over the three weeks. I think I also improved my keigo usage and general conversation ability through the classes. The Japanese students were very cute and easy to get along with. I also was able to go on a trip to the Edo-Tokyo Museum, try out tea ceremony and flower arranging, and try on a kimono.
そのプログラムの間、ちょうどよく私の二十歳の誕生日を迎えました。毎日授業を担当する先生は違う方だので、先生たちは誕生日の歌を私に全で三回歌ってくれました。確かに一番面白いことだったと言えるでしょう。SSSPの先生はいつも優しい笑顔で話し合い、ほんとうに素晴らしい記憶を与えてくれました。/During the program I had my 20th birthday. I had different teachers for each of my classes, so they sung ‘Happy Birthday’ to me about three times. That was one of my funniest memories of Japan. The SSSP teachers were always so kind, and smiled when they spoke, so I will always remember them very fondly.
②舒舒(シュー シュー)さん/Shu Shu
夏休みに東京外国語大学で三週間ぐらい勉強していた。東京滞在中に、とても楽しい時間を過ごした。/During the summer vacation I studied for three weeks at Tokyo University of Foreign Studies. I thoroughly enjoyed my time staying in Tokyo.
東外大は府中県にあって、面積があまり広くないが、校庭がきれいだった。この間、昼ごはんがだいたい学校の食堂に食べて、その中であったあんかけ豆腐が一番おいしいと思った。そして、学校の先生たちがほんとうにやさしい人だと感じていた。授業の時ばかりでなく、授業が終わったあと、先生たちも親切で、ずっと温かい心がひしひしと感じられた。日本にいた間、ちょうど私の誕生日が来た。その日の朝、先生からチョコレートをいただいて、うれしくて、心から感謝していた。/TUFS is located in Fuchu City, and while it is not very big, the campus is beautiful. While at TUFS I ate lunch almost every day in the cafeteria – the ankake dofu was my favorite. I felt that the teachers at TUFS were really kind people. Not only during class, but also after class the teachers were kind and warm-hearted. When I was in Japan, it was my birthday. On the morning of my birthday, one of my teachers gave me chocolate, and I felt so happy and grateful from the bottom of my heart.
授業の後、ひとりであちこちで旅行するのはおもしろい経験だった。新宿、池袋、原宿、渋谷、吉祥寺、四ツ谷などに遊びつくした。原宿の表参道に沿いに散歩しながら日本の女の子がすごくかわいいと思った。東京大学にも行った。道の両側に高い樹木があって、地上に陰影を落として、暑い日にすこし涼しかった。およそキャンパスの中心に樹冠が広い木があって、木の下に椅子があって、人たちはそこで休むとか写真をとるとか、幸せな生活をするという感じを与えた。とにかく、東京の通りを歩くことは気持ちがいいことだね。/It was an interesting experience to travel around by myself after class. I explored Shinjuku, Ikebukuro, Harajuku, Shibuya, Kichijoji, and Yotsuya. While walking down Omotesando Road in Harajuku, I thought to myself that Japanese girls are really cute. I also visited Tokyo University. There were many tall trees lining both sides of the road, casting shadows on the pavement, and so I was able to be cool in the shade on a hot day. There was also a tree canopy on campus, and chairs underneath it, so many people were enjoying their time resting or taking photos underneath it. Anyhow, it’s really nice to walk around Tokyo.
それから、チャンスがあればもう一度日本に行きたい。京都や大阪や奈良などに旅行するように望んでいて、日本人の友たちとの再会も待ち望んでいるね。/If I have another chance I would like to go to Japan once again. I hope to visit places such as Kyoto, Osaka, and Nara, and meet all my Japanese friends again.

③卢敬仪(ロ ケイギ)さん/Lu Jing Yi
この夏休みに、私は、東京外国語大学のSSPに参加しました。とても楽しかったです。そのプログラムは、21日です。その時、毎日、日本語の授業があるし、日本文化についての体験もあるし、本当にいろいろ習いました。例えば、茶道と華道のクラスで、みんなは自分でお茶と花を作りました。そのほか、浴衣を着るのも、とても楽しかったです。/This summer vacation, I participated in Tokyo University of Foreign Studies’ SSP. It was so much fun. The program was for 21 days. During the program I had Japanese classes every day, and was able to experience Japanese culture, so I really learnt a lot. For example, in tea ceremony and flower arranging class, everyone was able to make tea and arrange flowers. Also, it was very fun to try on yukata.
世界の学生たちは、そのプログラムに参加しました。私のクラスに、カザフスタンから学生もいました、ラオスから学生もいました、HKと台湾から学生もいました。毎日の授業で、みんなは自分の国について話しました、私は勉強になりました。/Students from all around the world participated in this program. There were even students from Kazakhstan, Laos, Hong Kong and Taiwan in my class. Every day in class, everyone talked about their own countries, and I learnt a lot.
授業のほか、立川防災館で防災訓練に行ったことありますが、東京江戸博物館に行ったこともあります。でも、私にとって、一番楽しかったのは、授業の後、原宿や渋谷や高円寺や吉祥寺などのところに行くのです。食べ物を食べたり、ショッピングをしたり、写真を撮ったりしました。日本にいた23日に、私は日本がもっと好きになりました。/Aside from class, we also went to the Tachikawa Life Safety Learning Center, and the Edo-Tokyo Museum. But the most enjoyable thing for me was going to places such as Harajuku, Shibuya, Koenji, and Kichijoji after class. I ate Japanese food, went shopping, and took photos. Through the 23 days I spent in Japan, I came to love Japan more than before.

④毛丽敏(モウ レイメン)さん/Mao Li Min
今年、夏休みに東京外国語大学のショートステイプログラムに参加しました。短い間ですが、みんなと仲良くなったのはすばらしいです。先生方にいただいた暖かさが心に残しました。いろいろなご指導をいただいたのを心から感謝します。親切な人々にお世話になりました。この間に、知識だけでなく日本の文化を体験することもできました。茶道と華道の体験に初めて日本文化の特別さをよくわかるようになりました。博物館と防災館の見学はクラスで学ばないものを詳しく了解しました。クラスに自分で発表する機会がたくさんありますので、発表を練習したら、自信を持って日本語で話すことはちょっと緊張しないようになりました。三週間はあっという間に過ぎていきましたが、勉強になるのは本当に楽しかったです。おいしい食堂の料理とか、立派な寮とか、このプログラムは日本への留学生活を具体的に教えてくださいました。これからも、日本への留学に対する憧れを胸に抱き、日本語を勉強していきます。/This year, I participated in Tokyo University of Foreign Studies’ Short Stay Program during the summer vacation. It was a short visit, but I was happy to make friends with everyone. The kindness the teachers showed me will forever remain in my heart. I am very grateful for the many things they taught me. I am in debt to some very kind people. Aside from learning Japanese, I was also able to learn about Japanese culture. Through the tea ceremony and flower arranging classes, I understood the uniqueness of Japanese culture for the first time. At the museum and safety center I was able to learn about things we don’t learn in class. Because I had to do many presentations in class, I practiced a lot and became less nervous about speaking Japanese. The three weeks were over just like that, but it was a very fun, educational experience. From eating delicious food at the cafeteria, and spending time in the dormitories, I was able to understand how it feels to go on exchange to Japan. From now on I will hold this experience close to my heart and continue to study Japanese.
国際交流会館は本当に素晴らしい!/Also, I really loved the dorm!

街全体の雰囲気やちょっとした文化の違いを味わうには、現地に行くほかありません。この夏に派遣された学生たちも、それぞれが自分の目で日本を見て、感じて、考えてきたようです。冬のプログラムの選考はすでに終わりましたが、後輩たちにはぜひ先輩たちからたくさん話を聞いたうえで日本へ行って、色々学んできてほしいと思います。/There is no other way to feel the vibe of the cities and experience the cultural differences of a country than to actually go there. It seems the students that we sent to Japan this summer were able to see, feel, and think about Japan in their own ways. The selection process for the winter program has already ended, but I hope the kouhai will want to go to Japan after hearing many stories from their senpai, and learn and experience many things.

来月は日本語コーナーやスピーチ大会やおにぎり大会など、イベントに関するご報告をする予定です。お楽しみに!/Next month I intend to talk about events such as the Japanese corner, the speech competition, and the onigiri competition. Look forward to it!


活動日誌2017.8/Activity report 2017.8

 2017年8月 / August 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。日本は何十年ぶりかに涼しく雨の多い夏でしたが、上海は40度を記録した日もあり、中国で1番暑い夏だったそうです。/Hello everyone. It seems that while Japan had its first cool, rainy summer in many years, Shanghai had the hottest summer in China, with some days registering over 40 degrees.

さて、夏休みを利用して訪日した学生は少なくありません。来月、帰国した学生たちの体験記を載せますので、お楽しみに!/There were some students that utilized the summer vacation and visited Japan. Next month I will post about the experiences of the returning students, so look forward to it.

また、この秋から半年間、二人の学生が東京外国語大学に留学します。そのうちの一人から、学びたいこと・行ってみたい場所を聞きました。/Also, from this Autumn, two students will go on a half-year exchange to TUFS. I asked one of these students about what they wish to learn, and where they wish to go in Japan.

「勉強したいことなら、日本語、英語と中国語の通訳や国際関係と公共関係についての学科を勉強したいのです。本来なら、翻訳者になりたいので、外大に行ったら、必ず翻訳を練習したいのです。実際に卒業してからどんな仕事をするのかはわかりません。この夏休みは長いので、PRについての仕事を探しました。実習中、こういう仕事、悪くない、自分の性格などに合うと思います。だから、外大で公共関係についての学科を勉強したいです。」/ ‘In terms of what I want to study, I want to study Japanese, English, and Chinese interpreting, and also international relations and public relations. By all means, I wish to become a translator, so if I go to TUFS I definitely want to practice translating. I don’t know exactly what kind of work I will go into upon graduating. This summer vacation was long, so I looked into PR-related careers. While researching I thought that this kind of work doesn’t seem too bad, and will match my personality. Therefore, I want to study public relations at TUFS.’
「行ってみたいところなら、日本ではどこにでも行きたいです!東京で全部のラーメン店に行きたいです!」(陳李妍(チン リケン/Chen li yan)さん・原文ママ)‘In terms of where I want to go, I want to go everywhere in Japan! I want to go to all the ramen restaurants in Tokyo!’ (As written by Chen Li Yan).

二人ともとても優秀で、好奇心の強い学生です。色々な学びをしてきてくれることと思います。/The two of them are both very excellent students, and full of curiosity. I think they will learn a lot.

それから、きたる新学期に備えて準備をしています。/In other news, I am doing many preparations for the new semester.
①本貸し出しサービス/Book-borrowing Service
②学習・留学相談室/Learning & Exchange Consulting Room
③日本語コーナー/Japanese Corner

このうち、②相談室と③日本語コーナーは去年から引き継ぎ行うものですが、去年よりもさらにパワーアップさせる予定です。/Out of these, ② and ③ have been happening since last year, but this year I plan to improve these services.
ご期待ください。/Please look forward to it.


活動日誌2017.7/Activity report 2017.7

 2017年7月 / July 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。夏休みが始まりました。上海外国語大学の夏休みは7月と8月の約2ヶ月で、寮生活をしている学生たちにとっては帰省して一息つくことのできる貴重な時間です。とはいえ大学生らしく旅行したりアルバイトをしたりと、夏を満喫しているようです。/Hello everyone. Summer vacation has begun here. The Summer vacation at Shanghai International Studies University lasts about two months through July and August, and for students living in the dorm it is a precious period in which they can return home and take a breather. Nonetheless, it seems most students are spending the vacation travelling and working part-time jobs.

1.進路相談/Career Consultation
7月はメールとWeChatで相談を受け付けたほか、旅行で東京を訪れていた学生と会って進路について話し合いました。/In July, on top of giving consultation to students through email and WeChat, I also met with students that visited Tokyo on holiday to talk about their paths after university.
近年、中国の日本語教育現場では「日本語+(日语加)」をスローガンに、日本語能力のほかにもう一つ専門を持つことを推奨しており、学生たちも自らの興味関心にしたがって、あるいは将来必要とされる専門分野を調査して、二つの専攻を持つようになっています。そして日院の学生の就職率や進学率は非常に高く、各方面から良い評価をもらっているのですが、経済・金融が重視される昨今の風潮もあいまって、色々と不安があるようです。  7月初めに行われた日本語能力試験でも、「不安だ」という学生が多かったので、まずは学生たちが自信をもって「日本語専攻です」と言える日本語能力をしっかりと固めることが必要だと感じました。/Lately, the slogan ‘Japanese Plus’ (日语加) has become popular in China’s Japanese educational institutions, meaning that just learning Japanese is not enough, and more and more students are learning other skills, researching what areas of expertise will be needed in the future, and taking on a second major to complement their Japanese. While NICHIIN students have a very high chance of employment and advancing to higher education, in a day and age where economics and finance tends to hold much importance, it seems they feel a sense of insecurity. Even in the Japanese Language Proficiency Examination in July, many students said they felt uneasy, so I felt that the students need to be more confident and strengthen their Japanese competence so they can proudly say ‘I am a Japanese major.’

8月はサマースクールや旅行などで来日している学生もいるため、要望があれば引き続き相談に乗る予定です。/In August there will be some students in Japan at summer school or on holiday, so I would be happy to give advice if needed.


活動日誌2017.6/Activity report 2017.6

 2017年6月 / June 2017
GJOコーディネーター 鈴木 祐己 / Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。上海も梅雨入りし、洗濯物が乾かないと学生たちも嘆く日々が続いています。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。6月は学生たちにとって試験の月なので、常に緊張感に溢れていました。/Greetings, everyone. Shanghai has also entered rainy season, and the students are always complaining that their washing doesn’t dry.

1.川柳大会/Senryū Competition
5月に投票を呼びかけた川柳大会の結果が出ました!この川柳大会は毎年3年生の作文の授業にてきちんと鑑賞したうえで創作した川柳たちをクラスで2,3句選び、最優秀作品を選ぶものです。投票は上海外国語大学日本語学院の公式SNS上で行われました。また、今年も東京外国語大学賞を設けました。/The results of May’s Senryū (comic haiku) competition have been released! This competition is held every year for third year students who learn about and create haiku in class, with 2-3 Senryū being chosen as the best by the class. Voting was done through the official Shanghai International Studies University Japanese Department Social Networking system. This year there was also a ‘Tokyo University of Foreign Studies Award.’
上海外大での最優秀作品は「彼氏いる?上外にいて ありえない」「「愛してる」 母に言ったら 「お金ない」」「期末試験 正確なのは 名前だけ」の三句でした。/The winners of this year’s competition were the following Senryū:

  • ‘kareshi iru? Shangai ni ite, arienai’ (You have a boyfriend? For someone at Shangai, that’s impossible.
  • ‘“aishiteru”, hahani ittara, “okanenai”’ (‘“I love you”, I said to my mother, she said “I have no money.”’)
  • kimatsu shiken, seikaku nanowa, namae dake’ (‘final exam, my only correct answer was my name.’)

東外大での最優秀作品は「買う欲は 買ったものから 生まれてる」でした。授業で川柳を紹介したときは、「本当に自分たちが川柳を作れるのか」と心配していた学生たちでしたが、蓋を開けてみると、良い作品をたくさん作ってくれました。とくに川柳は気軽に作れるので、川柳大会が終わってもブログなどで五七五調で投稿している学生が見受けられます。今後もぜひ続けていってほしいと思います。/The Tokyo University of Foreign Studies Award went to the following Senryū: ‘kauyoku wa, kattamono kara, umareteru.’ (‘The desire to buy things is born from the things you’ve bought.’) When Senryū were first introduced in class, the students were worried as to whether they could actually make them or not, but when you look at the results, it can be seen that they wrote many good poems. In particular, Senryū can be made rather lightheartedly, so even after the competition, some students continued to write in Senryū style on their blogs. I really want this competition to continue next year and beyond.

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2.卒業セレモニー/Graduation Ceremony
6月15日、上海外国語大学日本文化経済学院の2017年卒業生たちのための卒業セレモニーが行われました。4年間の学生生活に終止符を打ち、それぞれの道に歩んでいく学生たちの表情はみな一様に輝いていて、とても頼もしく見えました。私にとっては上海外大に就職するきっかけとなったインターンシップで教育実習をさせてもらった学年なので、とても感慨深いものがありました。/On June 15th, the 2017 Shanghai International Studies University School of Japanese Studies Graduation Ceremony was held. With their four year-long student lives coming to an end, the graduates’ faces were beaming with excitement at the roads ahead of them, a very hopeful and promising sight. The graduates today are the students I taught during my student teacher internship, which led to my employment here, so for me it was a very emotional day.
上海外大の卒業セレモニーでは、学生たちはみな揃いのガウンを着て、角帽を被ります。壇上で卒業論文の指導教官たちから卒業証書をもらい、右側に垂らしたタッセルを左側に動かしてもらいます。これを「拨穗(bōsuì)」と呼ぶそうで、これをもって学士の称号を得て、卒業したことになります。壇上で少し話したかぎりでは、大学院に進学する人、就職する人、まだ進路が決まっていない人…、さまざまでしたが、これからのみなさまの輝かしい前途を祈念しております。/At the Shanghai International Studies University graduation ceremony, students wear matching gowns and trencher caps. On the stage, students receive their diplomas from the academic advisors who helped them write their graduation theses, and have the tassel on their trencher caps moved from the right side to the left side. This is called ‘the turning of the tassel’ and symbolises that you have received your degree and are now officially a graduate. From what was announced on stage, it seems that the graduates are going down various paths, with some continuing on to postgraduate education, some starting their professional careers, and others who are undecided, but no matter what the path, I wish you all a bright future.
卒業、おめでとうございます!/Congratulations on graduation!

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活動日誌2017.5/Activity report 2017.5

GJOコーディネーター 鈴木 祐己

Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、こんにちは。上海では毎日30度前後の暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。/Hello, everyone. In Shanghai, the days with over 30°C heat keep coming, but how are you getting along?

1.スピーチ大会、朗読大会、和風盛典…イベント盛りだくさん!
5月の上海外大はさまざまなイベントがあったので、1,2年生たちはとても忙しい日々を送っていたようです。1. Speech contest, recitation contest, Japanese ceremony… a whole variety of activities!
In May, many various events took place at Shanghai International Studies University, and the first and second students were very busy.
①スピーチ大会
主として2年生が参加したスピーチ大会は、「私の自主学習」「バーチャルリアリティー」の二つがテーマでした。今回のスピーチ大会では、試験的にpptでスライドショーを写しながら話すというプレゼンテーションのような形式で行われました。コーディネーターは審査員として参加し、質疑応答を担当しました。段取りなど課題もありましたが、参加した学生たちはそれぞれの興味関心や習慣からテーマについて語ってくれました。中国はさまざまな日本語スピーチ大会が開かれているスピーチ大国でもあるので、学内でも今以上に盛り上げていきたいと思います。/1) Speech Contest
The speech contest, which is joined by second year students, was held with the two themes of “My Independent Learning” and “Virtual Reality”. This time, we experimented with using presentation-like method, showing PowerPoint slides while speaking.
②朗読大会
5月9日に行われた朗読大会は、1年生全員計7クラスによって行われ、コーディネーターは審査員として参加しました。「さるかに合戦」「一寸法師」「かぐや姫」「そろーり、そろーり、来たわいな」の4つの演目があり、クラスによってさまざまな演出がなされ、甲乙つけがたい朗読劇でした。/2) Recitation Contest
The recitation contest, which was held on 9th May, was held by all the first year students from a total of 7 classes, and the coordinators participated as judges. The programme consisted of four stories: ‘The Carb and the Monkey’, ‘Issun-boshi’, ‘The Tale of Princes Kaguya’ and ‘Surori Surori Kita Wai Na’. The classes gave a variety of performances, and it was difficult to choose a winner.
③和風盛典
主に1年生と2年生によってさまざまな出店が運営される和風盛典は、日本における文化祭であり、日本語科以外の学生はもちろん近隣の大学の学生も訪れる日本語学院の一大イベントです。基本的にはクラスごとの出店となっており、ミニゲームで遊んだり、日本食を体験できたりします。また、日本風ホラーテイストのお化け屋敷は毎年恒例の目玉となっており、あまり和ホラーに耐性のない学生たちの悲鳴が響いていて、今年も大盛況でした。/3) Japanese Ceremony
The Japanese Ceremony, in which a variety of stalls were run by mainly first and second year students, is a festival of culture in Japan. Not only university students from outside the Japanese course, but students from neighboring universities also came to visit this one big Japanese language institution event. In general each class ran one stall, where people could experience things such as playing mini-games and trying Japanese food. Also, the Japanese-style ‘horror experience’ haunted house which has become established as the event’s centrepiece every year was a great success, with the screams of students who couldn’t handle Japanese horror echoing out.

④アフレコ大会
アニメやドラマなどの吹き替えの完成度を競うアフレコ大会は、1年生と2年生の混合チームによって行われます。『STEINS;GATE』、『月刊少女野崎くん』といった人気アニメや、『月曜から夜ふかし』などというバラエティ番組なども対象となっていて、さまざまなジャンルの日本語に触れているのだな、と感心しました。このような吹き替え活動の良いところは、もちろん日本文化に触れるという面もありますが、より聞き取りやすい発音を学べるというところにあります。これからもさまざまな作品に接して、良いところをどんどん吸収していってほしいと思います。/4) Dubbing Contest
In the dudding contest, mixed teams of first and second year students competed to complete dubbings of animations and dramas. The students worked on popular animations such as ‘Steins; Gate’ and ‘Monthly Girls’ Nozakai-kun’, as well as variety shows like ‘Monthly Lateshow’, and I was impressed by how many different genres of Japanese language media they were engaging with. The advantage of these dubbing activities, aside from of course coming into contact with Japanese culture, is that the students can learn to enunciate better. I hope that they continue to come into contact with many various works and absorb lots of good practices form them.

2.日本語コーナー
今月も日本語コーナーを週に一度、計3回実施しました。トピックは以下のとおりです。

/2. The Japanese Corner
This month too we held the Japanese Corner once a week, a total of three times. The topics were as follows:
①「日本企業の新人歓迎会」「駄菓子」
もちろん日本でも全ての会社が行っているわけではありませんが、中国の学生たちにとっては面白いと感じる「入社式」がたくさんあるようです。特に鳥羽水族館で行われた「水中入社式」などが人気でした。/1) ‘Newcomer Welcome Parties in Japanese Companies’ and ‘Dagashi’
Of course, it’s not the case that all companies in Japan hold these welcome parties, but it seems that there are a lot of ‘entrance ceremonies’ that seem to be interesting to Chinese students. In particular, things like the Toba aquarium’s underwater ceremony caught their interest.
Cheap sweets are also sold in China, and sweets like ‘dagashi’ are popular among adults as well as children. I introduced Japanese dagashi and was introduced to Chinese dagashi. We tried thinking about the differences, but came to the conclusion that you couldn’t tell without actually trying them.
中国にも安価なお菓子があり、駄菓子と同じように子どもたちだけでなく大人にも大人気です。日本の駄菓子を紹介し、中国の駄菓子を紹介してもらい、違いなどを考えてみたのですが、実際に食べ比べてみないとわからない、という結論になりました。
②「花札」
5月16日は日本の室内遊び・花札の回でした。日本語コーナーで花札を扱うのはこれで二回目なので、みんなもう慣れた手つきで札を扱っていました。/2) Hanafuda
On 16th May we played the Japanese indoor game ‘hanafuda’. This was the second time we played with hanafuda in the Japanese Corner, so everyone knew how to play.
③「博物館」「小説」
日本にあるちょっと変わった博物館を紹介しました。上海にも立派な美術館と博物館があり、上海市の中学生は必ず一度は学校の行事で訪れるそうです。
中国で人気のある日本の小説について話しました。渡辺淳一、村上春樹などに続いて、東野圭吾が圧倒的な知名度を誇っているそうです。ドラマや映画などを見たあとで、その原作を読みたいと思って探した時に、中国語版がたくさんあるのが東野圭吾作品なのだそう。また、学生たちは紙の本よりも電子書籍を好む傾向があるようです。/3) Museums and Novels
I introduces some of the slightly unusual museums in Japan. In Shanghai there are also prominent museums and galleries, and I hear that students in Shanghai all visit them on school trips to them at least once.
We talked about the Japanese novels that are popular in China. After Junichi Watanabe and Murakami Haruki, Keigo Higashino was overwhelmingly popular. After watching dramas and films, we tried searching for the original works, and found that the one whose work has the most Chinese translations was Keigo Higahsino. Also, there was a trend among the students of preferring ebooks to paper books.


活動日誌2017.4/Activity report 2017.4

 GJOコーディネーター 鈴木 祐己

Suzuki Yuki, GJO Coordinator

みなさま、はじめまして。この4月から山岸愛美さんに代わり、わたくし鈴木祐己が、上海外国語大学GJOコーディネーターとして活動いたします。上海の学生たちのリアルな姿と、日本語学習状況について、しっかりお伝えできるよう、努力いたします。なにとぞよろしくお願いいたします。/Hello, everyone. From April, I, Suzuki Yuki, will be taking over from Yamagishi Ami as coordinator for Shanghai International Studies University GJO. I will endeavor to show the real faces of the students of Shanghai and the situation of Japanese language learning. I am looking forward to the days ahead.

4月の上海は例年雨が多いのですが、今年は予報が外れて、暖かく過ごしやすい晴れの日が多い4月でした。上海外国語大学には、残念ながら桜並木はないのですが、上海植物園や中心地に位置する同済大学には見事なソメイヨシノの並木があります。今年の清明節は珍しく良い天気だったので、これらの桜の見物に出かけた学生も多かったようです。/In a usual year, Shanghai gets a lot of rain in April, but this year, contrary to the forecast, it was a warm, easy month with lots of clear days. Sadly, Shanghai doesn’t have sakura avenues, but there are magnificent yoshino cherry tree avenues in Shanghai Botanical Garden and Tongji University in the city center. The Qingming season of this year had unusually good weather, so there were lots of students going out to view the cherry blossoms.

1.2017年度秋学期派遣交換留学生決定
今年の秋から日本へ留学する学生たちが決定しました。選抜担当によると、日本語学習への意欲はもちろんのこと、「日本語以外に何を学びたいのか」が明確に定まっている学生たちが選ばれたとのことです。

/1. 2017 Autumn Term Exchange Students Decided

The students who will study abroad in Japan this autumn have been decided. According to the person in charge of the selection, the students who ‘in addition to a strong desire for studying Japanese language, had clearly decided what they want to study outside of Japanese language’ were chosen.
これにともなって、数名の学生から留学に関して個別相談を受けました。もちろん自身の日本語力に対する不安や一人暮らしに対する不安(中国のだいたいの大学生は大学寮で数名のルームメイトとの共同生活を送っています)などは自分で解決してもらうしかないのですが、派遣先の大学や街の情報が少ない、情報があってもカリキュラムやシステムが大きく違うためにいまいちイメージしにくいという相談も少なくありませんでした。/Along with this, there were individual consultations on study abroad with several of the students. Of course, they have no choice but to figure out things such as anxieties concerning their Japanese language ability and about living alone (most Chinese students live in shared dorms with several other students) for themselves, but we had lots of consultations around students having little information on the cities of their destination universities, and even when they did have information, having trouble grasping the very different curriculums and systems.
相談に乗るなかで判明したのですが、意外と縦のつながりが弱く、先輩の経験談が後輩に共有されていない実態があるようです。たしかに部活動や委員会活動などが日本のそれと比べると盛んではありませんし、留学から帰ってきた学部3年生は企業実習などで忙しく、留学経験について話してもらう機会もあまりないようです。ここにGJOが寄与できる点があると考え、現在、留学体験を共有できるような仕組みを構想中です。/One thing that became apparent form the consultations was that the students’ relationships with their seniors was thin, and the seniors’ stories of their experiences didn’t seem to be being shared with the juniors. Certainly, communal activities aren’t as prevalent as they are in Japan, but the third year students who have returned from their study aboard are busy with employment training, and it seems that there aren’t many chances for them to share their study abroad experiences. Thinking that this was a place where I can contribute something, I am in the middle of planning a group where people can share their study abroad experiences.

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2.日本語コーナー

今月も日本語コーナーを週に一度、計3回実施しました。トピックは以下のとおりです。

Japanese Corner

/This month too we held the Japanese Corner once a week, a total of three times. The topics were as follows:
①かるたで遊ぼう!
いろはかるた、都道府県かるた、四字熟語かるたで遊びました。四字熟語は漢字だから簡単かと思いきや、みんなまず中国語の発音で読んでしまうので、意外と苦戦していました。

/1. Let’s Play with Japanese Playing Cards (Karuta)!
We played games with iroha karuta, todofuken karuta, and yojijukugo karuta. The yojikugo karuta use kanji, so I thought they would be easy, but everyone first read them with the Chinese pronunciation, so it was an unexpectedly hard battle.

②「ツケ払い」「秋田美人・九州男児」
中国ではデビットカードなど先払いが主流なので、日常的な買い物を「ツケ」にする、ということには危機感を持っている学生が多かったです。一方で、何でもネットで買えてしまうという現状は便利であると思いつつも、やはりお金の流れが昔より見えにくくなっていて、無駄遣いをしてしまう、と反省していました。

「秋田美人・九州男児」に代表される「県民性」は、もちろん中国にも存在します。「河南美人」や「東北男児」がそうですが、出身地域が褒められることを誇りに思う一方で、「自分はそうではない」と悲しくなるということも話してくれました。

/2. ‘Tab Payments’, ‘Akita Beauties’ and ‘Kyushu Guys’

In China, most payments are made with debit cards, so there were a lot of students who felt a sense of apprehension towards using a tab for everyday shopping. On the other hand, they reflected on how, while we think that being able to buy anything on the internet is convenient, the flow of money is becoming more difficult to see than it used to be, and we can end up wasting money.

Prefecture stereotypes like ‘Akita beauties’ and ‘Kyushu guys’ of course exist in China too. There are also ‘Henan beauties’ and ‘Tohoku guys’. While on the one hand there were those who took pride in having their place of origin praised, some people talked about feeling sad and thinking “I’m not like that’.

③「5月病」「獣害問題」
「病気ではないのになんとなくだるくてやる気が起きない」という症状は、名前こそないものの、中国の学生たちも深く共感していました。特に今年の4月は本当に良い天気の日が続いたので、「どうして私は教室で勉強しているんだろう?」と思ったことがある学生も少なくありませんでした。
大阪から発信された獣害についてのトピックでは、「中国では獣害は問題にならない。全部食べるから。」という、冗談混じりの意見にみな納得してしまいました。

/3. ‘May Disease’ and ‘Harmful Animal Problems’

Although there is no name for the condition of feeling ‘I’m not ill, but for some reason I don’t have any energy or motivation’, the Chinese students could strongly relate. In particular, this April there was a lot of really nice weather, and there were not a few students who were thinking ‘why am I in a classroom studying?’.

Regarding the issue of ‘harmful animals’ talked about in Osaka, everyone agreed with the joke statement of ‘harmful animals won’t become a problem in China because we’ll eat them all’.


活動日誌2017.3/Activity report 2017.3

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/GJO Coordinator Yamagishi Ami

1.日本語教育実習生の受け入れ
本年も東京外国語大学から二名の実習生を迎えることができました。実習生の保彤さん、金香花さんは三月五日から十七日の二週間にわたり、二年生の精読(リーディング)の授業を担当しました。
本学の教員に熱心に質問したり、確認を求めたりしながら準備をし、コーディネーターも授業の準備のサポート、授業の見学とフィードバックを行いました。授業では自分が日本で見たこと、体験したことなどをもとにした例文を多く出し、学生の興味をひきつけていました。授業後にも学生から多くの質問を受け、日本語学習者の先輩として信頼されている様子が伺えました。

/1. Reception of Japanese Teaching Trainees

This year, we were able to welcome another two teaching trainees from TUFS. In the two weeks between 5th and 17th March, the trainees, Bao Tong and Jin Xianghua, took charge of the second year intensive reading classes. The coordinators gave support with lesson preparation, enthusiastically asking questions and requesting reviews from the university’s teaching staff, as well as observing and giving feedback on lessons. In the lessons, the trainees they attracted the students’ interest and wrote lots of example sentences on things such as their experiences in Japan. Even after the lesson had finished, they took many questions from the students, and it showed the students’ confidence in them as seniors in Japanese learning.

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実習の最終日に学院の玄関で。 左から実習生の保彤さん、コーディネーター、金香花さん。In the institute’s entrance on the final day of training. From left: Bao Tong, the coordinator, Jin Xianghua

わずか二週間のあいだに、与えられたフィードバックから自らの課題を見つけ、真摯に取り組んでいました。二人とも教団実習は今回が始めてでしたが、二週間で大きな成果を得たと感じました。
学生からは「二人の発音が中国人じゃないみたい!」「授業が全部日本語だからいつもと違っておもしろい。」「質問に一生懸命答えてくれて、うれしかった。」「いろいろ興味を引き出してくれた。たとえば日本人がよく謝るというのは聞いたことがあったけど、先生(実習生)の話を聞いてもっと調べたくなった」などの感想が寄せられました。/Over the duration of just two weeks, the trainees identified flaws with their feedback and earnestly tackled them. This was the first teacher training for both trainees, but they felt that they had accomplished much in the two weeks. There were comments from the students such as “their pronunciation doesn’t sound like a Chinese person’s!”, “the lessons were all in Japanese, so it was interesting since they were different from usual”, “I was happy that they did their best to answer questions”, and “they piqued our interest in many different ways. For example, I had heard that Japanese people apologise a lot, but after listening the (trainee) students’ stories I wanted to look into it some more”.

また、二人には昼休みに行っている日本語コーナーにも参加してもらい、授業外でも学生と交流しました。
二人が参加した日の日本語コーナーのトピックは「東日本大震災 過去と未来」でした。二人は日本で経験した震災の様子、日本にいる外国人の当時の動向などを話してくれました。ニュースだけでは知りえない内容に学生も真剣に聞き入っていました。/The pair also took part in the ‘Japanese Corner’ held at lunchtime, and were involved with the students even outside of lessons.

The Japanese Corner topic on the day that the two participated was ‘The Tohoku Earthquake: Past and Future’. They spoke about their experiences of earthquake disasters in Japan and about the trends of foreigners in Japan at the time. The students listened attentively to the stories that can’t be learned from just the news.

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日本語コーナーの様子。 みなコミュニケーションサイトで共有した資料を見ながら、話をしています。The scene at hte Japanese corner. Everyone is conversing while looking at shared materials on a communicatoin website.

実習生による感想
上海外国語大学での教育実習は非常に楽しく、よい経験になりました。先生方々はとても優しく、生活面でのサポートはもちろん、授業のフィードバックやアドバイスなどもしてくださったので、自分の足りないところを知ることができ、また、よりよい授業をするにはどうすれば良いのかを常に考えるようになりました。学生たちはとても可愛く、熱心に授業を聞いてくれました。最後の授業で、一人の学生さんから「先生の授業は素晴らしいです」と言われた時、とても感動し、やりがいを感じました。本当に短い二週間の実習でしたが、とても充実して、幸せな二週間でした。(金香花さん)

/Impressions from the Trainees

Teacher training at Shanghai International Studies University was extremely enjoyable and was a good experience. The teachers were all very kind, and aside from living support, they gave us feedback and advice on the lessons, so I was able to identify my points to improve, and I came to always think about how I can make the lessons even better. The students were all very endearing and listened enthusiastically in the lessons. In the final lesson, when one student said “the teacher’s lessons are wonderful’, I was very moved, and felt that this was worth doing. These two weeks were very short, but they were a very productive and happy two weeks. (Jin Xianghua)

初めて教壇に立ち、色々不安でした。しかし、山岸先生と鈴木先生たちがたくさん提案をいただいて、非常に助かりました。
上海外国語大学の学生たちの日本語レベルが高いと聞きましたので、たくさん準備しました。授業中は全て考えた通りにはいかなかったですが、非常に良い経験だったと思います。特に、授業前の準備は重要だということがわかりました。先生の方々からご意見をいただき、話すスピードや授業のスピードを注意しながら進めました。今回の実習から自分の不足しているところを見て、これからもっと良い授業を行うために日本語と日本文化を勉強し、頑張りたいと思います。(保彤さん)/When I first took to the teacher’s lectern, I had all kinds of worries. However, Prof. Yamagishi and Prof. Suzuki gave me guidance and were an enormous help.

I had heard that the Japanese level of the students at Shanghai International Studies University was high, so I did a lot of preparation. The lessons didn’t go exactly as I expected, but I think that it was an extremely good experience. In particular, I found out how important preparation before lessons is. I received the opinions of the teachers and progressed while being advised on my speaking speed and lesson speed. Through this training, I could see the points I need to improve, and I think that, in order to carry out better lessons from now on, I want to work hard and study Japanese language and culture more. (Bao Tong)

2.東京外国語大学から長﨑輝章特任教授、学生課斉藤美波さんご来学
三月二十三日に長﨑教授、斉藤さんがご来学され、当学院院長、副院長と懇談の後、授業を見学されました。授業では学生が熱心に日本語を学ぶ姿を見ていただきました。

/2. University visit from Prof. Nagasaki Teruaki and Saito Minami of the Student Affairs Division from TUFS

On 23rd March, Prof. Nagasaki and Ms. Saito came to the university and had an informal meeting with the director and vice director of this institute. Afterwards, they observed a lesson in which the students were enthusiastically studying Japanese.

3.日本語コーナー
今月も日本語コーナーを週に一度、昼休みに実施しました。トピックは以下の通りです。

①3/9 アカデミー賞と日本アカデミー賞
②3/14 東日本大震災 過去と未来
③3/21 卒業
④3/28 オセロで遊ぼう!

/3. Japanese Corner

This month, we once again held the Japanese Corner once a week at lunchtime. The topics were as follows:

①3/9 Academy Awards and The Japan Academy Prize
②3/14 The Tohoku Earthquake: Past and Future
③3/21 Graduation
④3/28 Let’s Play Othello!


活動報告2017.2/Activity report 2017.2

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

新学期が始まりました。帰京していた学生も戻り、日本文化経済学院の校舎も賑わいを取り戻しました。来るひな祭りに向け、ひな人形も玄関に飾られ、多くの学生が写真を撮っています。The new term has begun. The students who had gone back to the capital have returned, as has the activity at the Institute of Japanese culture and Economics. As we approach the doll festival, the corridor was decorated with dolls, which lots of students are taking photos of.shanghai170315_1

1.日本語コーナー
今学期も一週間に一度、日本語コーナーを開催しています。
①2/27  故郷とバレンタインデー

故郷のお土産、名物を紹介し合いました。それぞれの故郷で有名なもの、他の地域の人に食べてもらいたいものなどを知り、大いに盛り上がりました。また、二月の大イベントバレンタインデーについても話しました。日本のバレンタインデー、中国のバレンタインデーには大きな違いがあり、話が尽きませんでした。

/1. Japanese Corner

This term too we are holding the Japanese Corner once a week.

27th February – Hometowns and Valentine’s Day
We introduced the souvenirs and famous products made in our hometowns. We had an animated discussion about the things that are famous in our hometowns and the foods we would like people from other areas to try. Also, we talked about the big event of February, Valentine’s Day. There are large differences between Valentine’s Day in Japan and in China, and our discussion had no end.

2.東京外大日本語教育実習生の受け入れ準備
今年も東京外国語大学から二名の教育実習生を迎えることとなりました。実習中は授業の見学や教案の準備などのサポートをしていく予定です。

/2. Preparations for receiving TUFS Japanese Teaching Trainees

This year too we will be welcoming two Japanese teaching trainees from TUFS. The training is to include observing lessons and support for lesson planning.


活動報告2017.1/Activity report 2017.1

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

春節を迎え、上海では二度目の正月を迎えました。一月の二週目から春節休みになり、GJO上海ではメールでの相談等を受け付けました。
日本文化の情報発信として、正月遊びの紹介として福笑い、また節分についての情報を発信しました。(以下、内容)/As we welcomed the Lunar New Year, we welcomed the second New Year in Shanghai. The Lunar New Year holiday was from the second week of January, and at GJO Shanghai I was doing things such as accepting enquiries by email. As part of my spreading information on Japanese culture, I sent out information about the Japanese Ney Year game, ‘fukuwarai’, as well as about Setsubun (contents below).

shanghai170217_1福笑い
顔の輪郭が描かれた紙の上に、目隠しをした人が目、鼻、口などの部品を並べます。
どんな顔ができるでしょうか・・・?Fukuwarai
The player is blindfolded and has to arrange features such as the eyes, nose and mouth on top of a piece of paper that has the outline of a face drawn on it. Just what kind of face will it turn out to be?
shanghai170217_1そうです。変な顔になってしまいます。
変な顔を見て、みんなで笑い、楽しみます。
簡単にできますから、ぜひ挑戦してみてください!Of course, it ends up as a strange-looking face.
Everyone has fun laughing at these funny faces.
It’s very simple to play, so do have a go yourselves!
shanghai170217_3shanghai170217_42月3日は節分です。悪い鬼を追い払います。
鬼が嫌いな魚の匂いと豆をまいて鬼を追い払います。
掛け声は「鬼は外!福は内!」
他にも、恵方巻き(えほうまき)と呼ばれるお寿司を食べます。今年は南南東を向いて食べます。食べながら喋ってはいけません。黙って食べます。3rd February is Setsubun, when we drive away evil spirits. We drive away evil spirits by and the smell of fish, which they hate, and by scattering beans. We do this while chanting “Demons go outside! Luck comes inside!”. Also, we eat a kind of sushi called ehomaki. This year, we eat it while facing south-southeast.

まもなく、新しい学期が始まります。来学期も一週間に一度の日本語コーナー、かるた大会などを実施していく予定です。/Soon, the new term will begin. Next term we will hold the Japanese Corner once a week, where we plan to hold a Japanese playing card tournament among other things.


活動報告2016.12/Activity report 2016.12

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

期末が近づき、慌ただしい一か月がやってきました。テストが近いからクリスマスも正月もないという学生の悲鳴が聞こえる一か月です。/As we approach the end of the year, it’s been a busy month. It has also been a month where the wails of students who don’t have a Christmas or New Year because exams are near could be heard.

1.日本語コーナー /Japanese Corner
今月も一週間に一度、日本語コーナーを開催しました。毎週月曜日の12:10から13:00まで日本語を使って、最近、日中で話題のトピックなどを扱って話をしています。/This month we continued holding the Japanese Corner. From 12:10 to 13:00 every Monday we talk about recent matters in China and Japan.

①12/5  紅白歌合戦 /5th December- the Year-end Song Festival
学生の間でも年末の風物詩である、紅白歌合戦。紅白歌合戦の歴史を紹介した後、今回の出場歌手、どんなふうに大晦日を過ごすか、歌の力とは何か、今年はどちらの組が勝つと思うかなどテーマを広げつつ、話をしました。/Even among the students, the Year-end Song Festival is a seasonal tradition. After an introduction to the Year-end Song Festival, we talked about a wide range of topics including this year’s contestants, how we were spending New Year’s Eve, what makes a good singer, and which groups we thought would win the contest.

②12/12 2016流行語 /12th December- Buzzwords
流行語大賞の発表を受け、その流行語の解説をコーディネーターらが行いました。その後は学生が中国における2016年の流行語をいくつか紹介、解説し、みんなで使って遊んでみました。中国ではネット用語や方言に由来する言葉が流行語になりやすいようです。/The coordinators began with an explanation of the word of the year. Next, the students introduced and explained several buzzwords that had been trending in China in 2016, and everyone had fun with using them. In China, it seems that words originating from online slang and regional dialects easily become buzzwords.

③11/19 お歳暮
近年ではなくなりつつあるお歳暮の文化を紹介しました。どんなものをもらったら嬉しいか、誰に送りたいかなど、どのくらいの値段のものをあげるべきかなど、さまざまな話題が出ました。/We introduced the culture of year-end gifts, which in recent years has gradually been declining. We touched on various different topics such as what kind of gift we would like to receive, to whom we would like to give gifts, and how much you should spend on a gift.

2.日本文化shanghai_170124_1体験 花札で遊ぼう /Japanese culture experience- Japanese playing cards
12月9日金曜日の13:00から14:30まで花札体験のイベントを開催しました。映画「サマーウォーズ」などで存在は知っているという学生もいましたが、実際に遊ぶのはみな初めてでした。今回は「こいこい」で遊びました。
配布資料で札の種類や役を覚えた後、実際に対戦しました。みんな楽しんで勝負に夢中になっていました。「またやりたい!」との声が大きかったので、早いうちにまた開催したいと思います。/

From 13:00 to 14:30 on Friday 9th December, we held a Japanese playing card, or hanafuda, event. There were students who knew of the cards’ existence from films like Summer Wars, but actually playing with them was a first for everyone. This time, we played koi-koi.

After memorising the types and functions of the cards using the materials we distributed, we started the game. There was a strong voice saying “I want to play again!”, so I would like to host another game soon.

◀手元の札と場の札を確認しながら、とる札を決めています。大きな役を狙う二人。
真剣なまなざしです。/Two people checking the cards in their hands and on the table, deciding which cards to take. They are aiming combinations that will earn a large score. They are staring very intently.


活動報告2016.11/Activity report 2016.11

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

日に日に寒くなり、冬を感じるようになりました。今学期も残すところあと一か月ほどとなりました。今月も日本語コーナーを中心に活動をしました。/Each day is getting colder, and it’s starting to feel like winter. Now, there is only around one week remaining of this term. This month was once again involved in Japanese Corner activities.

1.シンポジウムに東京外国語大学、林副学長をお招きしました。/1. Inviting vice-president Hayashi of TUFS to a symposium.
上海外国語大学が主催し、11月12日に開催された上海外大日本学国際シンポジウム及び中国日本語教育研究年次大会に東京外国語大学、林佳世子副学長をお招きし、基調講演をしていただきました。
基調講演では「東京外国語大学の国際化と国際日本研究」というテーマで東京外国語大学の教育の現状などをお話しいただきました。/We invited vice-president of TUFS Hayashi Kayoko to the SIUI Japanese studies international symposium hosted by Shanghai International Studies University on 12th November, and the annual Japanese language education in China research meeting, where she delivered a keynote speech.The keynote speech was on the state on education at TUFS among other thigs, and covered the topics of ‘The internationalisation of TUFS’ and ‘international Japan research’.

2.日本語コーナー /Japanese Corner
今月も一週間に一度、日本語コーナーを開催しました。毎週月曜日の12:10から13:00まで日本語を使って、最近、日中で話題のトピックなどを扱って話をしています。/This month we continued hosting the Japanese Corner every week. From 12:10 to 13:00 every Monday we talk about recent matters in China and Japan.

①11/7  体育祭 /7th November- athletics festivals
上海外国語大学では11月3日、4日に運動会(体育祭)が行われました。そのことを受けて、日本の体育祭と中国の体育祭について話しました。日本でよく行われる種目について説明を聞いて質問したり、自分の体育祭での思い出などを話したりしました。/At Shanghai International Studies University the athletics festival is held on 3rd and 4th November. Taking this up as a topic, we talked about athletics festivals in Japan and China. The students listened to and asked questions about events often held in Japan, and talked about their own memories of athletics festivals.

②11/14 小さな絵文字 /14th November- emojis
日本で発明され、世界に広まっていった絵文字176種類がニューヨーク近代美術館(MoMA)のコレクションに加わることとなったニュースをもとに、自分の絵文字の使い方や絵文字の利点、欠点などについて話しました。会話から、同じ絵文字でも文化や年齢によって受け取り方が違うことがわかり、みんな大いに驚きました。/Based on the news that New York’s Museum of Modern Art has added the 176 emojis that were invented in Japan and later spread to the whole world to its collection, we talked about our own way if using emojis and their pros and cons. From our conversation, we were all surprised to find out that the way emojis are understood varies between cultures and age groups.

③11/21 今年の漢字 /21st November- The kanji of the year
毎年清水寺で発表される今年の漢字について、説明を受けた後、今年一年を振り返り、漢字一文字で表すならどんな漢字を選ぶか、今年の漢字の予想をしました。今年は日本で地震などの災害が非常に多かったことから「災」の字が選ばれるのではという予想がされました。/After receiving an explanation of the kanji presented at Kiyomizu-dera temple every year, the students thought about which character they would choose if they were to take a look back on the year and describe it with one character, and also made predictions on this year’s kanji. This year, because there was an extremely large number of disasters such as earthquakes in Japan, there were predictions for the character “災” (disaster).

④11/28 あたりまえポエム /28th November- Obvious poems
日本のtwitter上で話題になっている「あたりまえポエム」を取り上げました。これはあたりまえの現象を何か良いことをいっているように、かつポエム調に述べたもので、若者を中心に話題になっています。いくつかのポエムをみんなで読み、感想を言い合い、自分たちでも作成してみました。どのような言葉を使えば詩らしくなるのか、詩の魅力は何かなど、深いテーマになりました。/

We took up the topic of ‘obvious poems’ which have been trending on Japanese twitter. These are poems that describe obvious things as if they were exceptional, presented as motivational posters, which have become a trend among young people. We read several poems and shared our thoughts, and tried composing our own poems. We had a deep discussion on things such as what kind of words will make something seem poetic and what makes a poem attractive.

3.図書貸し出し説明会 /Briefing session on borrowing from the library
前学期が終盤にさしかかり、約一か月の冬期休暇が近づいてきました。それにさしあたり、閲覧に留めていた図書の休暇中貸し出しを行うことにしました。それにともない、図書の貸し出しに関する説明会を行いました。おもなルールは以下の通りです。/As we approach the end of the term, the roughly one-month-long winter holiday draws near. During the holiday we decided to lend out materials from the library while browsing is halted its closing days. Along with that, we held a briefing session on borrowing from the library. The main rules are as follows:
① 一人二冊まで貸し出し可
② 借りる際には名前、学生章番号、連絡先(電話番号)を指定ノートに記述する
③ 新学期の第一週に返却する
④ 汚したり失くしたりしない

/1. One person may borrow up to two books
2. When borrowing, students must write their name, student number and phone number in the designated notebook
3. Books must be returned within the first week of the new term
4. Do not damage or lose books
なお、貸し出しは十二月から始めます。多くの学生に利用してもらえるよう、広報していく予定です。/Lending will begin from December. We plan to advertise this service so that lots of students will use it.


活動報告2016.10/Activity report 2016.10

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

 新年度が始まって一か月が経ちました。秋はいろいろなイベントが目白押しの季節と言えます。今月は数多くのイベントに協力、または主催しました。/One month has passed since the start of term. You could say that autumn is a season packed with events. This month I collaborated in and organised numerous events.

1.日本語コーナーの開催 /Holding the Japanese Corner
日本語コーナーとは、日本語を使って会話を行う機会を増やすために主に昼休みなどに行われています。今学期はGJOのコーディネーターと東京外大出身の鈴木専任講師が中心となり、毎週月曜日の昼休みに開催しています。主に二年生が中心となり、毎週用意されたトピックに沿って日本語の会話を楽しんでいます。/The Japanese Corner is held in order to increase opportunities to use Japanese in conversation, usually during lunch breaks. This term, GJO coordinator and lecturer form TUFS is holding gatherings every Sunday lunchtime. Mainly second year students take part, and enjoy having conversations in Japanese on topics prepared every week. The conversation topics so far have been:
これまでの会話トピックは以下の通りです。
10/10 日本語のアニメについて
10/17 ノーベル賞
10/24 新発明・新技術について
10/31 おもしろい技術・発明について

/10th October- Japanese animation
17th October- The Nobel Prize
24th October- New inventions and technology
31st October- Interesting technology and inventions

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代表学生と作成、配布した資料 /The student representatives and the materials that were prepared and distributed.

現在はトピックを決定して話し合う、クイズをするなどの内容ですが、今後は体を動かして経験しながら学べるような活動もしたいと思います。/Currently, there are activities for conversing on set topics and taking quizzes, but from here on I would like to have activities that involve learning through experience and physical activity.

2.おにぎり大会 /Onigiri event
おにぎり大会とは当学院で十年以上続いている伝統行事であり、おにぎりという身近かつ手軽な日本食を通して日本文化を体感するという目的を持っています。今年は、10月20日(木)に開催されました。参加する学生は当学院の二年生が中心で、学習部(生徒会のような学生組織)が企画や運営を行い、日本の外食企業からも援助をいただいて開催されています。/The onigiri event is a tradition that has been continuing at this institution for over ten years with the purpose of experiencing Japanese culture through getting familiar with simple Japanese food. This year, it was held on 20th October (Thursday). The students participating were mainly second year students, and the learning group (a student organisation like a student council) carried out the planning and operation while Japanese cuisine businesses also provided support.
GJOでは出し物を担当し、コーディネーターと鈴木先生で日本語の歌を披露しました。/GJO was responsible for the programme, and the coordinator and Suzuki performed Japanese songs.

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絢香の「にじいろ」を歌いました。 学生は日本の歌にも詳しいので一緒に歌ってくれました。/They sang Ayaka’s ‘Nijiiro’. The students are also familiar with Japanese music, so they joined in.

そのほか、このイベントのために虹口キャンパスから来てくれた日本人留学生と松江キャンパスで学ぶ中国人学生とのファシリテートも行いました。今年も大成功で幕を閉じ、有意義な夕べになりました。 /In addition, we held a meeting with Japanese international students who came over from Hongkou campus and Chinese students studying at Songjiang campus. It ended in great success and was a very worthwhile event.


活動報告2016.9/Activity report 2016.9

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

上海では九月から新年度が始まりました。友人との再会で学内には明るい声が響いていました。また、新入生も少し緊張しながらも、期待に胸を膨らませ、日本文化経済学院の一員として新たな一歩を踏み出しました。/In September, the new year began in Shanghai, and cheerful voices greeting friends were resounding around the university. The new students, filled with nervousness and excitement, took a new step forward as members of the Institute of Japanese culture and Economics.

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新入生歓迎のポスター
黄色いフクロウは日本文化経済学院のマスコットキャラクター /A poster welcoming new students. The yellow owl is the mascot for the Institute of Japanese Culture and Economics.

1.QQによる配信
今月は前回、東京外国語大学に交換留学した学生二名からのレポートを、上海外国語大学GJOのQQアカウントに掲載しました。/This month, I uploaded the accounts written by two students who previously studied abroad at TUFS as exchange students to GJO of Shanghai International Studies University’s QQ account.

東京外国語大学での留学生活について /About life studying abroad at TUFS

東京外国語大学での一学期の留学生活は、楽しくてとてもいい勉強になった。クラスでは、文法や語彙の習得はもちろん、日本での暮らしと学習に役立つ知識もたくさん教えていただいた。先生達の授業は生き生きとして面白かった。いつも、知らないうちに私達の日本語は上達した。また、日本語の会話能力をより早く高めるために、先生達はいつも私達を励ましてくださって練習のチャンスもいろいろくださった。/The first term of studying at TUFS was fun and I learned a lot. In class, aside from learning things like grammar and vocabulary, I was also taught a great deal of about living in Japan as well as useful knowledge for studying. The teachers’ lessons were lively and interesting. Our Japanese would always improve without us realising it. Also, in order to improve our conversation skills even more quickly, our teachers would always encourage us and give us lots of chances to practice.

そして、華道や、茶道や、歌舞伎などもいろいろ見学し、とても面白かった。日本に行ったときはちょうど桜が咲いていた最中で、寮のあたりにはすごくきれいだった。この一学期、東京都内だけでなく、神奈川、近畿、沖縄など日本のいろいろのところにも見学した。生活では、留学生課の先生たちや支援会の先生達もいつも優しくて、いろいろの情報を提供し、JASSOからも毎月奨学金をもらって、本当にいろいろなお世話になった。/Also, we went on lots of field trips seeing things like flower arrangement, the tea ceremony and kabuki, which were very interesting. When I arrived in Japan the cherry blossoms were in full bloom, and the area around the dormitories was beautiful. During this one term, we went on trips not only within the city of Tokyo but also to many places such as Kanagawa, Kinki and Okinawa. The teachers from the student exchange division and support association were always kind, offering us all kinds of information, sorting out the JASSO scholarships every month and helping us in so many ways

クラスの学生達はイギリス、カナダ、エジプト、イタリア、韓国などいろいろな国から勉強しに来ていた。国際的な環境の中で、自分と同じ国の学生だけではなく他の国の学生とも友達になったことができた。私のクラスは人数が少ないので、みんながとても仲良くなった。普段はよく一緒に食事をして期末の後も全員一緒に飲み会にいった。/In our class there were people from many different countries such as the UK, Canada, Egypt, Italy and Korea who came to study. In such an international environment I was able to make friends not only with students from my own country but with students from other countries as well. There weren’t many people in my class, so we all became quite close. We usually had meals together and we went out for drinks even after the end of term.

この一学期、勉強はもちろん、たくさんの人とも出会ったり、友達になったりした。そして、日本の景色や文化などさまざまな体験をした。短い期間だが、とても楽しかった。/During the term, aside from studying, I met lots of people and made lots of friends. Also, I experienced many things such as the scenery and culture of Japan. It was a short term, but it was very fun.

東京外大留学報告 /TUFS Study Abroad Report

私は以前から好きなアニメや和食の国、日本に留学して、多くの日本人と交流し、茶道や和服着けなどの日本の伝統文化を体験したいと思っていた。今年の四月一日、この夢はやっと実現した。その日、もうすぐ羽田国際空港に到着する飛行機で日本の美しい海岸線を見ながら、「これから、この海に囲まれていて、自分の国と全く違う国の日本での留学生活はうまくいくかどうか。」と心配していた私は、今東京外国語大学に四ヶ月も留学した。/I wanted to study abroad in the country whose anime and cuisine I’d always loved, Japan, and meet lots of Japanese people and experience traditional Japanese culture through things such as such as the tea ceremony and wearing traditional Japanese clothes. On 1st April of this year, I finally realised that dream. On that day, looking out at Japan’s beautiful coastline from the aeroplane that would soon land at Haneda airport, I worried about whether, surrounded by ocean in a country completely different form my own, my life studying abroad would go well or not. Now, I have been studying at TUFS for four months.

実は、日本の多くの生活習慣が自分の国のと違うから、この四ヶ月の中で時々も不便だと感じた。そして、授業の中で自分の母語と全く違う日本語の語法に苦しんだことも少なくなかった。しかし、 私にとって、この三ヶ月の留学生活は日本の学生達だけではなく、世界の国々から来た学生達と一緒に勉強したり、遊んだりした充実した生活だった。外大の授業と留学生支援会の活動によって、私は日本の社会についてさまざまなことを勉強し、日本の伝統的なお祭りを見学し、書道や茶道や華道を体験したうえで、もっと日本語の勉強をしたい、日本語を使いこなせるようになりたいと思うようになった。特に、留学生日本語教育センターの総合日本語授業は私にとってとても印象深いものだった。授業の中で、私達は「地震国–日本」、「人口ピラミッド」、「高度経済成長」、「安楽死」、「逆境からの再生」などのトピックについていろいろ考え、討論したことによって、日本人の国民性、日本社会に関する知識に対する認識は新たにしたと思う。/In truth, because many of Japan’s living customs are different form my own country’s, during these four months I sometimes felt inconvenienced. In addition, during lessons there were not a few times when I struggled with the wording of Japanese, which is completely different form my mother tongue. However, for me these three months of studying abroad were a fulfilling experience of studying and having fun together not only with Japanese students but also with students from around the world. Through TUFS’s lessons and the activities of the International Student Support Association, I learned many various things about Japanese society, and after observing traditional Japanese festivals and experiencing things like calligraphy, the tea ceremony and flower arrangement, I wanted to study Japanese more and to have a better command of the language. In particular, the integrated Japanese lessons at the Japanese Language Centre for International Students left a big impression on me. Through thinking about and discussing topics such as “Japan: an earthquake-prone country”, “population pyramids”, “rapid economic growth”, “euthanasia”, “recovering form adversity” in the lessons, I think we gained a new awareness of knowledge relating to Japanese national character and society.

この四ヶ月の留学を通して、私は外大でいろいろ勉強した、外大の先生とクラスメートに対して感謝の気持ちは言葉で言えない。また機会があれば、もう一度外大に留学したい。/Through these four months of study abroad, I learned all kinds of things at TUFS, and words cannot express my gratitude towards the teachers and my classmates. If I have the chance, I would like to study at TUFS again.

次回は、東京外国語大学サマープログラムに参加した学生のレポートを掲載予定です。/Next, I plan to post the reports from students who took part in TUFS’s summer programme.

2.コンテストの指導 /Contest Guidance

2016年度第14回日本語体験コンテストin上海(共立杯)の指導をしました。/ provided guidance at the 14th Japanese Experience Contest (2016) in Shanghai.

このコンテストは9月24日に上海市甘泉外国語中学、般財団法人共立国際交流奨学財団による主催で開催され、上海外大からは8名の学生が参加しました。予選は日本の文化、歴史、地理、社会、流行などの範囲から三十問の問いが出題され、問題を聞き取り、選択肢の中から正解を選ぶという方法で行われました。大学生の部では40名ほどの出場者の中から8名が本選に出場し、上海外国語大学からは2名の学生が本選に出場しました。本選は即興によるスピーチによって行われ、大学生の部では二名が入賞し、日本体験旅行が贈られました。上海外国語大学の蘇さんがその中の一名に選ばれました。/This contest was held on 24th September and sponsored by Shanghai Ganquan Foreign Languages Middle School and Kyoritsu International Foundation, and 8 students form Shanghai International Studies University took part. In the preliminaries, 30 questions on the fields of Japanese culture, history, geography, society and trends among other things were asked, and contestants had to listen and select the correct answer from a series of choices. From the roughly 40 contestants in the university students category 8 finalists were chosen, of whom two were Shanghai International Studies University students. The finalists gave improvised speeches, and two of those in the university students category won a trip to Japan. Su, a Shanghai International Studies University student, was one of those winners.

指導では予選の知識問題の出題予想や対策、勉強方法などを諸先生方とともに指導し、また本選の即興スピーチの構成やメモの作り方、準備の方法などを指導しました。/The guidance involved things such as making predictions and strategies for the knowledge questions in the preliminary round and study tactics with several teachers, as well as giving guidance on structuring and making notes to prepare for the improvised speech.

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活動報告2016.8/Activity report 2016.8

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

【主な活動】
・メールでの相談対応
・文化紹介企画

【Main Activities】
・Email Discussions
・Culture introduction planning

【詳細】
①メールでの相談対応
交換留学、私費留学などがひと段落しているためか、相談なし。なお、9月7日から新学期(新年度)が始まるため、新入生に対しても引き続きGJOの周知活動を行う。簡単なポスターを作製し、掲示の予定である。(今回は写真を撮るなどして、報告いたします)

【Details】
1) Email enquiries
Perhaps because foreign exchange students and self-funded students have completed the first stage, there were no enquiries. When the new term (and new academic year) begins on 7th September, I will continue to work on spreading information about GJO to new students. I will be preparing simple posters and the schedule on the bulletin board (this time I will report information by taking photos among other things).

②文化企画紹介
今現在、企画しているのは割りばしの箸袋を使用した折り紙である。(変わった箸置きなどをつくるものです)新入生が軍事教育でしばらく参加できないため、9月後半か10月を予定している。
また、他のイベントのニーズを把握するために、アンケートを作成し、新学期に学生に配布する予定である。

2) Culture Plan Introduction
Currently, we are planning a chopstick wrapper origami activity (making things such as unusual chopstick rests). The first year students will be unable to participate for a while due to military education and training, so we are planning to have it during the second half of September or October.

Also, in order to understand the needs of other events, I plan to create a questionnaire and distribute it to the students at the beginning of next term.


活動報告2016.7/Activity report 2016.7

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

夏休み開始とともに今年も暑い夏が始まりました。上海の気候は東京の気候とさほど変わらないのですが、大都市とだけあって、ビル熱を感じます。学生は故郷でのんびりしたり、旅行をしたり、就職活動をしたり、宿題に取り組んだりとそれぞれの夏を楽しんでいるようです。/With the start of the summer holiday, this year’s hot summer has begun. The climate in Shanghai is not that much different than in Tokyo, but being a large city one can feel the heat from the buildings. It seems that the students are each enjoying their break, relaxing in their hometowns, going on trips, job-hunting or getting on with their homework.

さて、七月はメールでの相談を受けつけたほか、九月から始まる新学期に向けてGJOも新たな取り組みをするべく、計画を立てました。以下の通りです。/In July, aside from answering email enquiries, I have been making plans for the running of GJO in the new term staring form September as follows.

①ビブリオバトルの実施
GJO内の書籍の宣伝もかねて、GJO内の書籍を用いてビブリオバトル(書評大会)を行います。八月中に学 生への予告を行います。新学期に入り次第、参加希望者を対象に説明会を行います。
ビブリオバトルはコーディネーターがスピーチ・プレゼンテーションの授業でも実施したことがあり、スピーチやプレゼンテーションの練習にも最適です。多くの学生に参加してもらえるよう、準備していきたいと思います。

/1. For the dual purpose of advertising the books in the GJO, we will be using them to hold a Bibliobattle (book review competition). We will be informing the students during August. As soon as we enter the new term, we will hold a briefing session for the applicants.

The Bibliobattle can be held in the speech and presentation lessons held by the coordinators, and it is good practice for speeches and presentations. I am hoping to prepare so that we will receive lot of applicants.

②Wechat(微信)アカウントの創設
日本でのLINEのような通信手段であり、SNSの機能も果たしているアプリであるWechat(微信)にアカウン トを創設できればと思い、検討中です。可能になれば、情報発信が早く、広く行えるメリットがあります。

/2.Wechat account creation

I am looking into creating an account on Wechat, a messaging and social networking service similar to Japan’s ‘Line’. If it is possible, it will have the benefit of allowing me to transmit information more quickly.

③東京外国語大学への交換留学生の留学記
日本での留学中の出来事を上海外大の学生に伝えてもらう留学記を書いてもらうことを相談中です。

/3. Accounts of exchange students’ study abroad at TUFS

I am in the middle of arranging for students in the middle of their study abroad in Japan to write about the events of their study abroad for students of Shanghai International Studies University.


活動報告2016.6/Activity report 2016.6

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

 ガウンを着た四年生が写真を撮ったり、友達や先生と別れを惜しんだりするのが、この季節の風物詩です。在校生は期末試験を控え、勉強に忙しくしていました。/As I mentioned last month, GJO Shanghai took part in the “Comic Haiku Competition”

先月もお知らせしたとおり、上海GJOは学内イベントである「川柳大会」に参加しました。川柳大会とは、三学年の作文の授業内で作成した川柳の作品からクラス代表二首が選ばれ、校内での投票が行われ、優秀な作品を作った学生に賞品が贈られるものです。そこに「東京外国語大学賞」を設け、東京外国語大学の皆様にウェブで投票していただきました。たくさんの投票、ありがとうございました。/Out of the comic haikus that the 3rd years prepared in their lessons two poems were chosen as representatives. Voting was carried out within the school, and the students who composed the best poems received prizes. Also, we prepared the “TUFS award”, and received votes online from everyone at TUFS. Thank you very much for so many votes.

【結果】東京外大賞 三年五班 謝行健さん
【作品】片思い 忘れられずに 肩重い

【Result】 TUFS award- Xingjian Xie, 3rd year student

【Composition】Unrequited love/ unceasingly weighs heavy/ upon my shoulders.

上記作品は、半数以上の票を獲得し、堂々の一位でした!賞品として東京外大グッツ(クリアファイル、ペンなど)が送られました。/The above composition earned over half of the votes, winning a magnificent first place. Some TUFS merchandise (folders, pens etc.) was given as a prize.

shanghai_1606_1 受賞者の謝さん。良い表情です! /The prizewinner. A good facial expression!

7月2日から上海外国語大学は夏休みに入りました。夏休み中GJOではメールなどでの相談を受け付けています。また、来学期にはイベントをさらに多く実施できるよう、企画に力を入れていきたいと考えています。/From 2nd July we enter the Summer Holiday of Shanghai University of International Studies. During the holiday, GJO will be answering email enquiries, among other means. In addition, so that we can organise more events in the coming term, I think I want to put my efforts into putting plans together.


活動報告2016.5/Activity report 2016.5

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

 5月は学院のイベントが増える季節です。「和風盛典」(クラスごとにヨーヨー釣りやたこ焼きなどの店を出すイベント)や「配音大会」(アフレコ大会)、「スピーチ大会」などが行われました。/May is the month where there are many events at the Graduate School. The “Japanese Culture Festival” (an event where each class prepares a different themed store such as Yoyotsuri and Takoyaki for example), “Dubbing Tournament” and “Speech Competition” were held.

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「和風盛典」の飾りつけ。あいにくの天気でしたが、無数の鯉のぼりが学院の前を泳ぎました。/Decorations for the “Japanese Culture Festival”. The weather was poor but there were countless koi nobori swimming in the wind outside of the Graduate School

そのような中、GJOでも学内イベントである「川柳大会」に参加しました。三学年の作文の授業内で作成した川柳の作品からクラス代表二首が選ばれ、校内での投票が行われます。そこに「東京外国語大学賞」を設け、東京外国語大学の皆様にウェブで投票してもらっています。結果などは来月の報告書にて明らかにしたいと思います。/Among the various events being held, the GJO also participated in one of the university events called “Comic Haiku Competition”. 2 class representatives were chosen from the poems created by 3rd year students of the writing composition class and then a voted was conducted within the school. For this event, we created the “TUFS Prize” and for this we have been getting people to vote via the internet from TUFS. We are planning to reveal the results through the releasing of a report next month.  (The voting deadline is the 12th of June. To vote please see the below link)
(6月12日まで投票受付:以下URLで投票可http://jp.surveymonkey.com/r/M7ZQYPH)

図書について/Regarding the Publications
第3学年では後期の学期末にレポートを書くことになっています。その資料探しで学生が訪れるようになってきました。より訪れやすく、過ごしやすいオフィスになるように学生の意見を聞き、改善していきたいです。/In the 3rd year, towards the end of the final semester students must write a report. Students looking for materials and data for their reports have started visiting the office. In order to make the office a more approachable and accessible environment for students, we are planning to ask the opinions of the students who visit and to improve the office for the sake of the students.

いよいよ学期末が近づいてきました。学生も学期末の試験勉強で忙しくなり始めたようです。今学期の最後にイベントを実施したいと考えています。/Finally the end of the semester is upon us. It seems as though the students have grown busy studying for their end of semester examinations. We are thinking of conducting one more event at the very end of the semester.


活動報告2016.4/Activity report 2016.4

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

学院前の八重桜があっという間に散ってしまい、今は鮮やかな緑が目を楽しませています。柳の綿(柳絮)が舞い、中国の春を感じさせます。/The blossom from the double flowered cherry tree in front of the graduate School dropped in no time at all and now it is a vivid green that entertains the eyes.

GJOに図書が配置され一か月が経過しましたが、利用者の数は思うように伸びていません。今後も宣伝に力を入れていきたいと考えています。来月(6月)には設置された図書でビブリオバトル(書評バトル)をやりたいと考えているので、図書の存在を大きく知らせていこうと思っています。東京外大生の作成してくれた図書の紹介ボードとともに、コーディネーター作成の紹介ボードも作成し、アピールしていく予定です。/It has been one month since the books have been arranged in the GJO but number of people using them has not met our expectations. We are planning to put more effort into publicizing the usage of the reading material in the office. Next month (June) we are planning to hold a book review battle so there is a need to increase the awareness regarding the existence of the books.

専門書などはレポート作成にも大いに役立つので、学院の先生方にも図書の存在をさらに知ってもらい、学生の学習に役立てるように工夫していきたいと考えています。/The specialized publications will be of great help towards writing reports and so, we plan to inform the teaching staff of the Graduate School as well in order to benefit the students learning.

なお、学内川柳コンテストが五月に行われます。現在、各クラスの代表となる川柳の二首を集めているところです。代表が集まり次第、ネットでの投票を行い「東京外大賞」を決定したいと思います。/It should be noted that the in school Comic Haiku Contest will be held in May. We are currently selecting the 2 students who will represent every class for the contest. Once the representatives have been chosen, we will conduct the voting online and decide who will win the “TUFS Prize”.


活動報告2016.3/Activity report 2016.3

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

三月に入り、キャンパスは明るい雰囲気になってきました。上海市の市の花であるモクレンを始め、花々が春の訪れを感じさせてくれます。/After entering March, a cheerful atmosphere has spread throughout the campus. Starting with magnolia which is the flower of Shanghai City, the appearance of various flowers reminds you of the arrival of spring.

1) 上海外国語大学での日本語教育実習/Japanese Teacher Training at Shanghai International Studies University

東京外国語大学より日本語教育の実習生を今年も迎えることができました。今年度は六名の実習生が教団実習を行いました。/We welcomed the Japanese teacher training students from TUFS again this year. This year 6 students carried out their teacher training at our university.

コーディネーターも実習生の授業を見学し、授業へのコメントや授業準備のサポートを行いました。/I also observed the teacher training student’s classes giving comments and offering support with their lesson preparations.

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実習生の六名。本学院玄関ロビーにて。/The 6 Teacher training Students at entrance lobby of the Graduate School

実習生は授業だけでなく、授業外でも学生と交流し、スピーチの指導や、お茶会での講師も務めてくれました。双方の学生にとって貴重な経験になりました。/The teacher training students exchanged with students not just during classes but also outside of school hours, gave guidance for speeches and shared their knowledge and experiences by participating in social gatherings.

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実習生の六名。本学院玄関ロビーにて。/The 6 Teacher training Students at entrance lobby of the Graduate School

2) Joint Education Program

また、3月9日には本学院の学生を対象に「『詫び』と『感謝』の語用論」というタイトルで、東京外国語大学大学院国際日本研究院、谷口龍子先生に講演をしていただきました。本公演は「Joint Education Program」の一環として行われました。/Also, on the 9th of March Prof. Ryuko Taniguchi from the TUFS Institute of Japan Studies gave a lecture aimed at our schools graduate students titled “The Pragmatics of “Apology” and “Gratitude””. This public lecture was conducted as part of the “Joint Education Program”.

学生はメモを取りながら、熱心に学んでいました。今後もTUFSとSISUを講義で結ぶことを試みたいと思います。/The students enthusiastically took notes whilst listening to the lecture. I would like to further link TUFS and SISU through lectures similar to this one leading into the future.

3) GJOに書籍が届きました/Publications Arrived at GJO

昨年から到着が待たれていた書籍が届きました。その数、段ボール12箱。675冊にも及びます。小説や日本語学習書、観光ガイドや各分野の入門書や専門書、マンガなど多岐にわたるラインナップです。/The publications we have been waiting for since last year have arrived. In total, 12 boxes filled with 675 books. It is a line up with a wide variety including light novels, Japanese language textbooks, tourist guide books, introductory and specialized books from every field and manga.

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学生の日本語学習に役立てられるよう、オフィスの宣伝を強化していきます。当面は貸し出しはせず、オフィス内での閲覧になります。これらの書籍を使ったイベントも企画中です。/We are strengthening the publicity of the office in order to benefit the students. For the time being we will not be lending out reading materials so students must read them inside the office. We are also planning an event based on the use of these new publications.


活動報告2016.2/Activity report 2016.2

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

2月29日に新学期が始まりました。まだまだ寒い日が続き、春とは言い難いですが、暖かい日も徐々に増えてきました。春の足音は小さいながらも聞こえてきています。/On the 29th of February the new semester began. The cold days are still continuing making it difficult to believe spring is on its way. However, warm days are becoming more frequent and spring is starting to draw closer.

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キャンパスには花も咲き始めました。/The flowers inside the campus have started to bloom.

3月には東京外国語大学から日本語教育実習生と谷口龍子先生がいらっしゃいます。コーディネーターをはじめ、上海外国語大学日本文化経済学院一同、楽しみにしています。/In March the Japanese language teacher training students and Prof. Ryuko Taniguchi from TUFS will arrive. Starting with the GJO coordinator, everyone at the Institute of Japanese Culture and Economics at Shanghai International Studies University is looking forward to their arrival.

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歓迎の準備も整いました。/We also prepared to welcome everyone.

二月は冬休み中ということもあり、インターネットを使った日本文化配信(二月は桃の節句について)やメールでの相談に留まりましたが、三月からはイベントの実施も再開していきたいと考えています。/During February it was still in the middle of winter vacation and so activities were limited to sending out information via the internet (February was about Momo no Sekku) and addressing students enquiries via email but from March we intend to once again begin conducting events.

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全ての人形、物の名前わかりますか?/Do you know the names of all the dolls and objects?

東京外国語大学日本語教育実習生と本学院の学生との交流イベントも実施したいと考えています。また、オフィスに配置される書籍の紹介も進めていく予定です。/We are thinking about conducting an exchange event between the teacher training students from TUFS and students from the Japanese Language Department. Also we are planning to progress with the introduction of the books that will be installed in the office.


活動報告2016.1/Activity report 2016.1

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

前半の学期が終わり、学校は静かになり、学生街の松江も静かになりました。学生のほとんどは故郷に帰っています。大勢の人がひしめき合う駅の様子や、自分の故郷の景色を写真に収めて送ってくれる学生もいます。/The first half of the semester has finished and the school as well as the student town of Songjiang has become quiet. The majority of the students have returned to their hometowns. Some students have also sent us photos of crowded train stations and scenery of their hometown.

ShanghaiGJO201601-01近所のスーパーも春節モードに。/The local supermarket also in Lunar New Year mode

GJOでは日本文化の情報発信として、正月遊びの紹介として福笑い、また節分についての情報を発信しました。(以下、内容)/At the GJO Office as part of transmitting the Japanese culture, we introduced two types of New Year’s games, “Fukuwarai” and “Setsubun”.(Contents below)

ShanghaiGJO201601-02福笑い。顔の輪郭が描かれた紙の上に、目隠しをした人が目、鼻、口などの部品を並べます。どんな顔ができるでしょうか・・・?/The player is blindfolded and has to arrange such parts as the eyes, nose and mouth on top of a piece of paper that has the outlines of a face drawn on it. Just what kind of face will it be?

ShanghaiGJO201601-03そうです。変な顔になってしまいます。変な顔を見て、みんなで笑い、楽しみます。簡単にできますから、ぜひ挑戦してみてください!/Of course, it becomes a very funny looking face. Everyone looks at this strange face and laughs. It is very simple to do so please have a go yourself!

2月3日は節分です。悪い鬼を追い払います。鬼が嫌いな魚の匂いと豆をまいて鬼を追い払います。掛け声は「鬼は外!福は内!」。他にも、恵方巻き(えほうまき)と呼ばれるお寿司を食べます。今年は南南東を向いて食べます。食べながら喋ってはいけません。黙って食べます。/The 3rd of February is “Setsubun”. This is when we drive off bad demons. We drive off the demons with the smell of fish and by scattering beans. Whilst doing this we shout “demons go outside! Good fortune comes inside!” There is also sushi called favorable direction sushi roll that we eat. This year we face south southeast and eat it. You are not allowed to talk whilst eating this sushi. It must be eaten in silence.

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【来学期】/Next Semester

前回開催した「かるた遊び」のイベントが好評だったこと、百人一首に興味を持つ学生が少なからずいることを踏まえ、新学期に百人一首のイベントを企画しています。/Due to the popularity of the Karuta card game event that was previously held and based on the fact that many students were interested in the card game hyakunin isshu, we are planning to hold a hyakunin isshu event in the new semester.

いよいよ東京外国語大学からの実習生を迎えます。実習生のサポートや両校の学生の交流会などを企画する予定です。/Finally we will welcome teacher trainees from TUFS. We are planning to arrange support for the trainees as well as a cultural exchange gathering for students from both universities.


活動報告2015.12/Activity report 2015.12

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

2015年の最後の一か月となり、前期の期末テストも近づき、オフィスに日本語の質問に来る学生も増えました。しかし、中国で年末といえば旧暦のものを指すので、年末に向かっていくという高揚感はほとんどありません。クリスマス飾りが残ったままの所が多いのもそのためでしょうか。/It is the last month of 2015, the end of semester examinations are approaching and students visiting the office with Japanese related questions are on the rise. However, in China the end of the year points to the lunar calendar so there is very little excitement for the approaching New Year. It might also be due to the fact that the Christmas decorations still have not been taken down in many places.

通常通りの留学や進学に関する相談に加え、12月28日の昼休みに第二回目となる日本文化紹介イベントを開催しました。今回は上海外国語大学専任講師の熊木香魚子先生にも協力を仰ぎ、かるた遊びをしました。1,2年生を中心に20名ほどの学生が集まりました。少女漫画「ちはやふる」の流行もあり、かるたに興味を抱いている学生は少なくありません。しかし、かるたをやったことがある学生は多くありません。百人一首に興味を持っている学生もいましたが、まずは入門として、いろはかるたと、熊木先生が作成した都道府県かるたで遊びました。/In addition to the usual queries regarding studying abroad and higher education, on the 28th of December we also held the second event introducing Japanese Culture. This time we turned to Japanese language Instructor Ayuko Kumaki for assistance and played a card game called “karuta”. Aimed at first and second year students, around 20 students attended. Also appearing in the Shojyo comic “Chihayafuru”, there were many students interested in karuta though very few students had actually played it before. There were also students who were interested in the poem card game “hyakunin isshuu”, but as an introduction we played Iroha karuta and a version that Instructor Kumaki created called Todoufuken karuta.

▲都道府県かるたの絵札と読み札/Picture cards and reading cards of Todoufuken karuta

ShanghaiGJO201512-03かるたの様子の映像を見たあと、「読み札」「絵札」「お手付き」などの言葉やルールを学習しました。/After watching a video about karuta the students learned the meaning and rules of “Yomifuda (cards with words or phrases written on them)”, “Efuda (picture cards)” and “Otetsuki (touching a wrong card)”.

1グループ4,5人のグループになり、第一回戦開始!コーディネーターが読手を務めました。/There were 4 or 5 people in one group and the coordinator was the reader.

ShanghaiGJO201512-04畳をたたく音の後、歓声と悔しがる声が響きます。/After the sound of tatami being hit you could hear voices of cheer and defeat.

ShanghaiGJO201512-05第二回戦は都道府県かるた。学生が読手に挑戦です。自分の知っている都道府県を狙い札にする学生たち。自然と前のめりの姿勢になっています。/The second round was Todoufuken karuta. This time the students tried being the reader. The students aiming for prefectures they knew. Everyone is naturally leaning forward as they focus on the game.

【学生のコメント】/Comments from the Students

  • 聞き取りで苦手な音の札でお手付きをしてしまった。/I touched the wrong card because of the difficult sound of the card.
  • 知っていることわざが出てきて嬉しかった。/I was happy that I knew some of the proverbs.
  • おもしろかった。/It was interesting
  • 百人一首も見てみたい。/I would like to see Hyakunin isshuu
  • 札を読むのは簡単かと思っていたけど、すごく難しかった。/I thought reading the cards would be easy but it was really difficult.
  • もっとやりたい。/I want to play more.
  • いい勉強方法。知らない言葉がたくさんあった。けれど楽しかった。/It is a good way to study. There were lots of words I did not know but it was good fun.
  • もっとほかの遊びもやってみたい。/I want to try playing more kinds of games.

学生は楽しそうに取り組んでいました。次回も学生が楽しめるイベントを企画したいと思います。/The students seemed like they were enjoying coming to grips with the game. We also want to plan an event that the students can enjoy for next time as well.

ShanghaiGJO201512-06


活動報告2015.11/Activity report 2015.11

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

中国のなかでは温暖とされている上海ですが、11月に入り、急に冷え込んで氷点下を記録する日もありました。教室内に暖房がついていないため、学生は防寒着を着こみ、お湯で手を温めながら日本語の学習に励んでいます。この光景を見ると、冬が来たのだなあと感じます。/In Shanghai which is considered to be a warmer part of China, after entering November the weather suddenly got colder and even minus temperatures were recorded. As there is no heater inside the classroom, students opted to wear winter clothes and whilst warming their hands with hot water continued to work hard on their Japanese study. Looking at this scene makes me think that winter has come.

上海オフィスでは、留学に関する相談を受け付けています。東京外大に関するものや日本生活に関する相談が寄せられます。/At the Shanghai Office, we receive information and offer guidance regarding studying abroad. We receive questions regarding TUFS as well as questions regarding life in Japan.

上海外大から東京外大には毎年、交換留学生として二名が留学し、そのほかにもサマープログラムなどに参加する学生も多くいます。寄せられる相談や不安について、実際に留学した学生からにも聞けるようなネットワーク作りが必要だと感じています。/As well as the two students from Shanghai International Studies University  that study abroad at TUFS as foreign exchange students every year, many other students also take part in other courses such as the summer program. We feel it is necessary to create a network that would allow students to voice their questions and concerns to students who have already studied abroad in Japan.

現在、ネットワーク作りの準備をはじめ、作業をしています。学生の承諾が得られれば。体験レポートなども書いてもらう予定です。/Starting with the preparations, we are currently working on creating the network. Presuming we are able to get the students consent. We are also planning to get the students to write a report of their experience.

第一回の日本文化紹介イベントが終わり、第二回の企画を始めるにあたって学生にどんなイベントを開催してほしいかの調査をする予定です。上海外大日本文化経済学院には学習部と呼ばれる生徒会のような団体があり、お茶会、着物の着付けや和菓子作りなど各種の充実した日本文化イベントがすでに実施されています。そのようななかでのイベント企画は工夫が求められるところです。学生の満足するイベントになるよう、努力いたします。/The first event introducing Japanese culture has ended and now as we begin to prepare for the second event we are planning to carry out a survey asking the students what kind of event they want us to hold. At the Japanese Culture and Economic Institute of Shanghai International Studies University they have a study group that is similar to a student council which has already been hosting a wide variety of great events including tea sessions, trying on kimono and making traditional Japanese sweets for example. With such great events already being held, we need t come up with something even better. We will try our best to make an event that will please and satisfy the students.

今学期も残すところ、一か月と少し。来学期には東京外大から日本語教育の実習生が来校する予定です。両校の学生の交流イベントなども実施する予定です。/There is only a little over a month left of this semester. Next semester the Japanese language teacher training students from TUFS are due to arrive. We are also planning to hold various events to enable the students of both schools to meet and exchange cultures.


活動報告2015.6.30/Activity report 2015.6.30

 上海オフィスコーディネーター 山岸愛美/Shanghai Office Coordinator Yamagishi Ami

6月1日に開所となったオフィスだが、前もって宣伝をしたものの、その存在や活動内容は開所時点では知られていなかった。そこで場所や開所時間、活動内容を書いたポスターを作製し、学院内に掲示した。また、コミュニケーションツールである微信(Wechat:日本で使われているLINEのようなアプリケーション)の学院の公式ページでも同様の情報を載せた。しかしながら、学期末であるということもあり、学生の訪問は少なかった。/The new office was opened on June 1st, but despite advertising in advance the existence and activity content were widely unknown at this point. So we manufactured a poster with the location, opening hours and activity contents written on and posted it inside the school. We also posted the same information on the school`s official page on the communication tool Wechat (Wechat: an application similar to the application LINE which is used in Japan).

学生の相談は1か月を通して3件あった。そのうち二件は学部生からの相談であり、交換留学先についての質問、日本での生活についての質問であった。その学生には大学ホームページの見方などを説明し、日本の生活についての質問に答えた。/There were three cases of student counseling throughout the month. Of which two of those cases were from undergraduate students, with questions about the year abroad exchange program and about life in Japan. I explained how to view the University homepage and answered their questions regarding life in Japan.

日本文化紹介の企画は本学院では学生部という生徒会が多く実施しているため、重複しないもので学生の興味があるものを考えている。よってオフィス内にアンケートを設けたが、あまり数は集まっていない。新学期にはオフィスの中の設置ではなく、各学年の先生方に依頼し、配布してもらおうと考えている。/At this institute, due to the planning of the introduction to Japanese culture being largely implemented by part of the student council called the student sector, we are trying to come up with an idea without repetition and that peeks the students` interests. So we created a questionnaire within the office however, not many numbers have been gathered. For the new semester we are thinking of asking the teachers of every year group to help with the distribution.


2014年度上海外国語大学インターンシップ報告/2014 Shanghai University of Foreign Studies internship announcement.

2015.5.15掲載

上海外国語大学Global Japan Officeの開設に先立ち、本学の日本語教育学専攻の5名の学生が上海外国語大学・日本文化経済学院において、日本語教育のインターンシップをおこないました。概要を報告します。/Prior to the establishment of the Global Japan Office at Shanghai University of Foreign Studies, five students majoring in Japanese education held an internship at Shanghai University – Japanese Culture and Economics Institute. Here is the summary.

上海外国語大学インターンシップ授業風景/Shanghai University of Foreign Studies Internship Scene

1.研修の目的:/Training Objective:

海外の高等教育機関における日本語教育の現場で、学んできた知識を活かした授業を行えるように努め、日本語教師としての心構えや技術を学ぶ。そして今後に向けた指針とする。/In the field of Japanese language education in higher education institutes overseas, we endeavor to conduct classes that make the most of the knowledge they have already learned, and to learn the mental attitude and technique of a Japanese language teacher. Then we will use this as a guideline for the future.

2.研修先:/Training Location:

上海外国語大学 日本文化経済学院/Shanghai University of Foreign Studies, Japanese Culture and Economics Institute

3.研修期間:/Training Duration:

2015年3月9日(月)〜3月20日(金)/(Monday) 9/03/2015 ~ (Friday) 20/03/2015

4.実習者:Instructors:

  • 日本語教育学特化コース3年 嶋田莉子/Japanese Education Specialization Course 3rd year~Shimada Riko
  • 日本語教育学特化コース3年 中西紗奈/Japanese Education Specialization Course  3rd year~Nakanishi Shana
  • 日本語教育学特化コース3年 若松香枝/Japanese Education Specialization Course 3rd year~Wakamatsu Koeda
  • 日本語教育学特化コース4年 正木みゆ/Japanese Education Specialization Course 3th year~Masaki Miyu
  • 大学院日本語教育学専修コース 鈴木祐己/Graduate School, Japanese education specialization course 4th year~Suzuki Yuuki

5.実習の概要:/Training Summary:

<日本文化経済学院>\Japanese Culture and Economics Institute

日本語を通して、言語、日本文学、社会、文化、経済、外交、教育などの領域にわたる専門的な人材を育成することを目標としている。各学年6クラスあり、三つの分野(日語言語文学「1組、2組、3組」、日英双語専攻「4組」、日語経済貿易「5組、6組」)に分かれている。またこのうち3組は、各学年とも中学校から日本語を勉強してきた学生のみで構成される少人数クラスである。いずれも四年制で、年度の始まりは9月である。/Through the Japanese language our objective is to nurture talented people in areas such as language, Japanese literature, society, culture, economics, diplomacy and education. Every year group is divided into 6 classes and 3 areas (Japanese language literature (group 1, group 2, and group 3)), Japanese-English double language majors (group 4), Japanese economics and trade (group 5 and group 6). Among these groups, group 3 of every school year will be composed only of students who have studied Japanese from Junior High School and student numbers will be kept to a minimum. All courses will start in September.

<実習体制・担当クラス>Training System and Supervised Classes

  • 1週目は火曜日から金曜日を、2週目は月曜日から金曜日を担当した。/For the first week I supervised from Tuesday to Friday, then on the second week from Monday to Friday.
  • 実習生は5名だったため、正木のみ2クラス担当した。/Due to the fact that there were only 5 trainees, Masaki was the only person who supervised class 2.
  • 基本的には2年生を担当した。(6組は1年7組と合同)/Fundamentally I supervised the second-year students (group 6 was combined with first-year group 7).

<学習者>/Students

大半は大学入学後、1年半日本語を学習した生徒。レベルとしては中級後半。ただし、留学生も一緒に授業を受けており、学生間に能力差がある。/After entering the School, the majority of students studied Japanese for 1 and a half years. Their level is upper-intermediate. However, there are also exchange students taking the lessons and there is a difference between ability among the students.

<担当した授業>/Classes I supervised

精読(読解・文法)/Intensive Reading (reading comprehension, grammar)

<使用教材>/Teaching materials

『日語総合教程 第四冊』 第2課・夕焼け、第3課・何のための料理番組/”Integrated Japanese Curriculum 4th volume” Chapter 2~sunset. Chapter 3~what kind of cooking program.

<授業見学時間数>/Class Visiting Hours

初日(3月9日)の2時間は1〜6組を見学/You can observe groups 1~6 for 2 hours on the first day (09/03).

<実習時間数>/Amount of Training Time

90分×9日間/90 minutes x 9 days